あさかぜ5号 (青森〜函館) 【青函フェリー(北日本海運株式会社)】 評価:★ |
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喫煙可能な客室がある船 | |||||||||||||
あさかぜ5号(青森港) |
青森〜函館間を結ぶ元貨物フェリーだが、規制緩和の後、旅客輸送に参入し、小さな旅客室をもつ。接客要員は誰もおらず、勝手に乗ってくださいといった感じ。以前はトラックばかりで一般客の姿は珍しかったのだが、津軽海峡フェリーと運賃差が大幅についてしまった今日、一般の利用者も少しずつ増えており、一般にも浸透してきた感じがする。 平成10年就航。総トン数1900トン。 (利用時期:平成22年9月) |
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Cabin&Public Space〜船内は快適か? | |||||||||||||
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Infomation〜船内案内・感想など | |||||||||||||
船内は2等の部屋があるだけで、接客要員も乗船しておらず、船旅を楽しむというよりは単なる移動手段といった感じ。しかし、2等運賃は燃料調整金込み1680円で、津軽海峡フェリーと千円程度の差があるので、この差は大きく、以前はあまり居なかった一般旅客の姿も見かけるようになった。昔のように1人で貸し切りという事はなかなか期待できなくなったようだ。函館港に徒歩客を狙ってタクシーが待機していたのには驚いた。 繁忙期に関しては客室のキャパが少なく、混雑からの逃げ場もないので、正直な話、お勧めしない。すいている時期なら他社より安いのでいいかなと思う。但し、深夜に女性だけというような場合は高くても他社をお勧めする。 旅客にとっては乗りやすい時間帯の昼間の便が「特定便」に指定されている。これは危険物車両の予約があると旅客定員に制限を受けるというもの。電話で問い合わせたら危険物があるので駄目と断られたのだが、当日だめ承知で港へ行ってみたら不思議と乗ることができた。特定便の場合は閑散期でも油断せずに電話で問い合わせて、もし駄目だったら他社やJR利用の対策を考えておいた方がいい。 以前、一般客への窓口の対応に苦言を書いたものだが、一般客が徐々に増えてきて、社員の皆さんの対応が慣れてきたのか、極めて普通の対応で旅客フェリー他社と遜色ないと感じた。 |
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更新履歴 | |||||||||||||
H22.09.29 ほぼ全文書き直し | |||||||||||||
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