ばあゆ (函館〜大間) 【リベラ株式会社(東日本フェリー)】 評価:★ |
|||||||||||||||||
近道?北海道への最短航路 | |||||||||||||||||
ばあゆ(函館港) |
マグロで有名になった青森県大間町と北海道函館を結ぶ航路で、本州〜北海道間のフェリーでは最短となる。わずか1時間40分で着いてしまうため、船内はあまり広くはない。上等級は個室ではなく、椅子席の2等座席指定のみとなるが、特に不満は感じない。船は小さくて古いのだが、思ったよりは船内は綺麗で、フィンスタビライザーも装備されている。船名の由来はインド神話に登場する風の神との事。 昭和63年就航。総トン数1500トン。 (利用時期:平成18年9月) |
||||||||||||||||
Cabin〜船室は快適か? | |||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
Public Space〜営業施設・公室は充実しているか? | |||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
Infomation〜船内案内・感想など | |||||||||||||||||
東日本フェリーが潰れたときには不採算路線との事で存続が危ぶまれたのだが、いまのところは回避されている模様。大間の人にとっては陸路で青森へ出るよりも、本船で函館に行くほうが便利なので、買い物や病院通いなど、大切な「生活の足」ということだ。ただ、それを理由に営利企業である一民間企業に儲からない路線の存続を求めるだけでは無理があろう。残してほしいなら、今後も金銭的な支援が必要。(離島航路扱いで支援がされているらしいけど) 陸路が不便な下北半島の先端、大間発着なので、地元の人ばかりかなと思ったのだが、意外にも県外ナンバーのバイクや乗用車が多数乗船していた。常識的に考えれば他の航路の方が便利なケースが多いと思うのだが、北海道への最短航路ということで、「フェリーを極力使わずに陸路の走行にこだわった人」や「船に極力乗りたくない人」などの利用が多いのだと思う。 ターミナルにはペット車内残留についての誓約書があり、客室の入口には目立つように「他のお客様のご迷惑になりますので・・・」とペット持込禁止の掲示がある。ペットと一時でも離れたくない客層から根強い人気がある航路のようなので、トラブルが多いのではないかと同情する。(その結果が誓約書!) 大間港から(まで)車両ではなく徒歩でアクセスしようと思えばかなり遠くてまさに「修羅の道」?大間〜下北駅間のバスが普通の路線バスで約2時間。狭い道、カーブ、信号多数でかなり疲れる。下北駅〜東北本線の野辺地駅がワンマン列車で約1時間。本州〜北海道間の公共交通機関利用のアクセスとしては時間的、費用的にも現実味はない。あくまでヲタが趣味的に利用する程度であろう。大間港のすぐそばにはレンタカー会社があるので、乗り捨てを利用するのも手かなと思う。 到着すると、リベラのロゴ入り作業服を着たおばさま達が船内清掃にやってきた。正直、短距離航路で個室がないので、折り返しのときは他の多くの会社でやっているように乗組員による簡単な清掃だけでも仕方がないかな?と思うのだが、意外な面にきちんとコストをかけていたのには驚いた。 |
|||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
更新履歴 | |||||||||||||||||
H18.09.24 新規掲載 H22.09.23 船体写真差し替え |
|||||||||||||||||
もどる
|