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ほっとするニュース:高速道の外装板すき間から猫救出 はしご車も出動

救出された猫=大阪市住之江区で2011年1月14日午前0時34分、阿部弘賢撮影
救出された猫=大阪市住之江区で2011年1月14日午前0時34分、阿部弘賢撮影
すき間に挟まれた猫=大阪市住之江区で2011年1月13日午後10時5分、阿部弘賢撮影
すき間に挟まれた猫=大阪市住之江区で2011年1月13日午後10時5分、阿部弘賢撮影

 大阪市住之江区御崎1の阪神高速堺線で、高架道路を覆う外装板のすき間(約20センチ)に猫が挟まって出られなくなった。12日夜から阪神高速や市消防局がはしご車を出すなどして救助に乗り出したが作業は難航。14日午前0時半ごろ、無事救出された。

 現場は、住之江入り口の北約800メートルの上り車線で、地上約10メートル。猫がどこから入ったのかは不明だが、ほとんど身動きが取れない状態。近くの住民が10日早朝、「ニャー、ニャー」という鳴き声に気付いた。

 救出は、すき間の中で猫が奥に動くなどして難航。最後は、高所作業車に乗った作業員が外装板の留め具を外して保護した。付近の住民らも作業を見守り、救出の瞬間には大きな歓声があがった。猫にけがなどはなく、おとなしく籠に入れられ、住民の男性(51)が預かった。近くの女性(73)は「救出作業を見ていて情が移った。猫を引き取りたい」と話していた。【阿部弘賢】

2011年1月14日

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