「インターネット無料は、入居の成約がしやすい」
株式会社日本地建
管理本部経営企画室 課長
森 司央 氏
当社のブランドオペレーションサービスをご採用していただき 「Free BB」 という独自ブランドサービスで、オーナー様、入居者様に 「インターネット無料マンション」 を提供していただいている、株式会社日本地建様。
今回は経営企画室 課長・森 司央様にお話しをお伺いしました。
Q1.御社、ならびに御社の事業内容について、ご紹介をお願い致します。
まず、弊社の事業内容については、賃貸アパートの建築・販売。それから不動産の流通・仲介を行っていますのと、賃貸の斡旋事業を行っています。
プロパティマネジメント(管理業務)については、グループ内の別会社である株式会社カンリが担っていますので、建築・販売・賃貸の斡旋・管理の全てをグループ内で行っていることになります。
建築販売は、昨年(2007年)の実績で51棟、今年もほぼ同程度になる見込みです。8戸前後の木造物件がメインですので、年間約400戸の新規供給を行っていますね。
Q2.賃貸業界・集合住宅の、最近の状況をお聞かせいただけますか?
RC大型物件の供給過剰で競争が激化していますが、弊社の賃貸斡旋部門(㈱カンリ)の売上としては、お陰様で前年比15%程度増加の見込なんですよ。アパマンショップFCに衣替えした成果かな、と感じております。
しかし、建築・販売のほうでは、大型の建設会社の倒産も相次いでおりますので、不動産業界全般としては非常に厳しい戦いをしていると思います。
もちろん例に漏れず、弊社も厳しい状況ではありますが、徹底した原価管理で高利回りを確保しておりますので、本州を含む多数のお客様に支持されながら、好調を維持して今日に至っています。
Q3.ブロードバンド導入を進めていただくことによって、何か変化はございましたか?
数年前は、インターネットには特に力を入れずとも、ある程度の入居率は維持できていたのですが、やはり近年は市場全体に落ち込みがあるのを察知しまして、ファイバーゲートさんのサービスを採用させて頂きました。その後は、インターネット無料サービスのように質の高い設備を導入することによって、現在でも高い入居率を維持できているのではないかなと思っています。
「賃貸の斡旋」「入居者管理」 の現場からは、ブロードバンド無料サービス導入物件については、入居者様が 「インターネットの料金を負担せずに住める」 ということで 「非常に成約しやすい」 という声が、かなり上がってきておりますので、導入して良かったなと率直に思っています。
アパートを販売する側としては、同じ会社の中に 「賃貸の斡旋」「入居者管理」 部門がありますので、その現場から挙がってきた声、というのが弊社グループの強みとして自信になっています。オーナー様に対してもインターネット無料サービスの導入は、お勧めしやすいですし、オーナー様も多くは 「いいね」 と仰っていただけるので、かなり高い比率でご理解を得られているかと思います。
「無料ブロードバンドは物件の差別化に有効」
株式会社カンリ
PM事業部管理課 課長
中村 和靖 氏
日本地建様のグループ企業として数多くの物件管理を行う、
株式会社カンリ様。
カンリ様には既築物件へのブロードバンドサービス 「FreeBB」 を提供していただいております。
今回は管理課 課長・中村 和靖様にお話しをお伺いしました。
Q1.御社、ならびに御社の事業内容について、ご紹介をお願い致します。
当社は日本地建グループの中で、プロパティマネジメント部門(管理部門)を担っています。業務内容としては賃貸物件の管理全般で、入居の募集から入居者様から苦情の処理、家賃の回収・オーナー様への送金などを行っています。
Q2.賃貸業界・集合住宅の、最近の状況をお聞かせいただけますか?
業界全体としては確かに厳しいです。というのは、札幌の人口が伸び悩んでいる中で建物が増え続けていることが1番の要因ですね。当社においても、入居率は少しずつ厳しくなってきてはおりますが、おかげ様である程度の水準は保っています。
Q3.ブロードバンド導入を進めていただくことによって、何か変化はございましたか?
FreeBBとしてブロードバンド導入に取り組んでから、約500戸のインターネット無料マンションを管理しておりまして、入居の促進効果もさることながら、退去の防止効果がかなり現れ始めています。
また、現場からの反応としては、当社グループの店舗だけではなく、他の賃貸仲介業者様からの反響も多く、導入していない物件に対しても 「ここは(インターネット)無料物件ではないんですか?」 という問い合わせが入るようになりました。
仲介業界全体でも、インターネット無料物件の情報が求められるようになってきた現われだと思いますね。
いまのところ自社賃貸物件の中では、FreeBBが1番の売りになっていると思います。というのも、他の設備では物件の差別化が難しくなってきているのが現状ですから。
興味を持っているオーナー様はかなりいらっしゃいますので、一棟でも多くの物件にFreeBBを導入し、物件の差別化を図りたいと考えております。