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競馬記者王国
競走馬、騎手、調教師、記者…競馬にはたくさんの人間が関わっているが、私たち競馬ファンは競走馬、騎手ばかりに目がいき、実際に紙面に印を打っている記者の特徴を把握しているだろうか?徹底した現場取材、追い切りからレース、まさに競馬漬けの毎日を送る記者たち。馬券的中させる近道は記者をもっと知ることだ─。
予想家列伝
小原靖博
小原靖博

基本情報競馬プライベート経歴

[所属] 競馬ブック
[生年月日] 1971年12月6日
[記者歴] 17年

  • 予想スタンス

  • 厩舎・騎手コメント、調教
    本命 ★★★☆☆
    中穴 ★★★★☆
    大穴 ★★★☆☆
小原靖博
小原靖博

基本情報競馬プライベート経歴

  • つながりの深い関係者

  • 四位騎手、岩田騎手、福永騎手、武幸騎手、川田騎手、鮫島騎手、上村騎手、藤田騎手、松田国調教師、角居調教師、友道調教師、大久保龍調教師、藤原英調教師、浅見調教師
  • 好きな競走馬

  • ゴールドウェイ、ウオッカ
  • 好きな騎手

  • 田原成貴元騎手、塩村克己元騎手、音無秀孝元騎手
  • 記者(TM)を目指している人にひと言

  • 正直、過酷ですし、なにより忍耐が必要な仕事。確実に早死しますよ(笑)。それでも夢のある仕事には変わりません。その気持ちを信じて突き進めば、きっと素晴らしいことが待っている……かも!?
小原靖博
小原靖博

基本情報競馬プライベート経歴

  • 趣味

  • ゴルフ(最近はごぶさたですが)
  • 口ぐせ

  • なんでやねん
  • 好きな本

  • 仕事柄、読まなければとは思っているんですが…
  • もし競馬記者じゃなかったら

  • 実業団へ就職して陸上を続けていたか、学生時代に寿司屋でバイトをしていたので、一念発起して出店していたかもしれませんね。
  • 労働時間

  • 正直、休む暇がありません。
  • 長所

  • う〜ん、…忍耐力ですかね。我慢強くなければこの仕事はできません。
  • 短所

  • 誰にでも優しくできるようになりたいです。
  • 休日の過ごし方

  • 家族サービス。完全休養する日は年に数日しかありませんから。
小原靖博
小原靖博

基本情報競馬プライベート経歴

年代

主な出来事

1971年

大阪府吹田市にて誕生

1978年

地元の公立小学校に入学。高学年になると1人で園田競馬場や阪神競馬場に通うようになる

1984年

地元の中学校に入学。陸上(長距離)に明け暮れる

1987年

某大学付属の高校へ進学。陸上を続けながら、寿司屋でアルバイトを開始

1990年

大学進学。勉強には目もくれず、陸上とバイトに勤しむ日々

1994年

実業団への内定を辞退して、ケイバブック社に入社。栗東の想定班を担当

2006年

JRAが騎乗依頼仲介者(エージェント)制度を認可。四位洋文騎手、福永祐一騎手、岩田康誠騎手などを担当する

2007年

四位洋文騎手騎乗のウオッカがダービーを勝利。エージェントとしてかかわっている騎手が初めてダービーを制覇する

2010年

紙上にて予想デビュー。また、『週刊競馬ブック』のコーナー「広角視点」では“皐月賞はヒルノダムールとヴィクトワールピサ、穴ならエイシンフラッシュ”と3頭を推奨。レース当日の紙上予想でも○◎△と印を打ち、見事に的中!

小原靖博ヒストリー 敏腕エージェントの歩み

エージェントの醍醐味

 06年、JRAは騎乗依頼仲介者、いわゆるエージェントの存在を公認したが、小原TMは以前からそれに近い役割を担っていた。決して金銭目的ではない。Give and Take――取材でいい話を聞くには、相手にとっても有益な情報をこちらが提示する。そう、すべては本業につながっている。その延長が、エージェントだったのだ。

 四位洋文とチームを組んでからは福永祐一、武幸四郎と次第に地位を確立していく。福永にいたってはデビュー前から追い切りの段取りや騎乗馬の手配など、ずっと2人3脚で歩んできた。そして現在では、岩田康誠など栗東のトップジョッキーを多数抱えるまでになった。

 そんなエージェントとしての醍醐味は、担当するジョッキーが勝つことにほかならない。そのなかでも小原が喜びを噛み締める瞬間がある。

 四位が重賞を勝った夜。決まって小原の携帯電話が鳴る。

 そしてひと言だけ――、「ありがとう」。

 自分の力でジョッキーが勝っているわけではないことは、小原自身が一番理解している。それだけにこのひと言が何よりも小原に喜びを与えているのだ。

 2010年春、栗東トレセンの調教スタンドに、ジョッキーたちが集まっていた。その中心にいたのは小原だった。いつか憧れた光景は、いまや日常の風景となっている。

(次週、6月7日から競馬評論家・原良馬ヒストリーがスタート! お楽しみに)

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