(cache) 地域の神木 惜しみつつ伐採 - 47NEWS(よんななニュース)
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  •  安芸高田市美土里町生田の川角山八幡神社(三上啓宮司)の神木のスギ2本が1日、伐採された。現場は民家が隣接しており、樹勢が衰える中、今後の倒壊懸念に備えた。 神社は平安時代中期の延長年間(923―931年)の建立とされる。2本の神木はいずれも樹齢285年で高さ約40メートル、根元の直径は最大1.2メートル。境内と土手の境にそびえ、地域のシンボルでもあった。しかし、落雷により木の頂上部は炭化、枯死した枝もあり近年は弱っていたという。 土手の5メートル下には民家があり、近く新築も予定されている。このため、クレーン車が乗り入れる場所があるうちに伐採しようと、昨年12月の総代会で決めた。2月28日から住民が見守る中、2日がかりで伐採された。
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      【中国新聞】