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「先進医療特約」はつけた方がいいのか?

2011/1/14 10:00
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 最近、医療保険のテレビCMで「先進医療特約をつけよう」というのをよく見かける。がんの治療で先進医療を受けた時に、最高1000万円といった高額な保障がついている。そのため、新規に医療保険に加入する人の大半がこの特約をつけている。
 しかし、この先進医療特約について、内容を理解していなかったり、誤解している人が多い。
 そもそも先進医療とは特別に高度な治療技術のことではない。厚生労働省が定めている医療制度の名称なのだ。
 医療制度では普通の治療を「保険診療」といい、これは健康保険の対象で自己負担は3割。一方、健康保険がきかない「自由診療」は全額自己負担となっている。保険診療と自由診療を組み合わせて受けると、保険診療も全額が自己負担になる。
「先進医療」の治療も自由診療と同じく健康保険の対象外。しかし、保険診療と共通する治療内容の部分は健康保険が適用され、自費診療と組み合わせられる。
 なぜ、自由診療と先進医療を分けて取り扱うのかというと、自由診療は将来とも保険診療に含まれる予定のない診療技術に対し、先進医療は、保険診療に含めるかどうかを現在評価中の治療技術。したがって、将来は保険医療になる可能性がある。
 先進医療特約は誤解も多い。定額の入院給付金や手術給付金と違って、基本的には実費精算。先進医療の平均的な費用は30万円程度なので、保険金が1000万円ついていても、実際には30万円しかもらえない。しかも、保険金の支払い実績は、おおむね加入件数1万件につき年1件程度と極端に少ない。
 特約の保険料は月100円程度と安いが、利用価値も薄い。今加入している保険に先進医療特約がないからといって、解約してまで入り直すほどの必要はない。
(ライフカウンセラー・紀平正幸)

(日刊ゲンダイ2011年1月11日掲載)
2011/1/14 10:00 更新

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