きっかけはほんの些細な喧嘩で2週間前から別居、「性格が合わないから離婚したい。」と言い出したのです。最初は本気になどしていませんでした。ところがすぐに荷物をまとめ実家に帰ってしまったというのです。
2,3日すれば戻って来ると思っていたのですが、態度は頑なでした。電話には一切出ず、メールをしても無視。1週間後にようやく向こうから電話が掛かって来たのですが、「いつ離婚の手続きするの?こっちはもう親に話して納得してもらってるから。」と取り付く島も有りません。
離婚などしたくないし、理由にも到底納得が出来ません。“もしかして浮気をしているのではないか?”と思い、当社のHPの浮気チェックもしてみました。結果は半分以上当てはまっていました。
それでもお会いしたときはまだ半信半疑でした。どちらかと言えば、浮気ではないと思いたいようでした。「知りたいのは、修復の仕方なんです。」そう繰り返し仰います。
ただ、お話を聞くと限りなくクロ。浮気をしていないという理由を懸命に探していました。
相手は離婚を言い出し、家も出て行ってしまっているのに、このような状態ではどうにもなりません。現実を受け入れなければ対処は出来ないし戦えない。私達は時間をかけて色々と説明をしました。
それでも「確かに浮気をしているかもしれません。私も少し疑っています。でも、していない可能性の方が高いと思います。」と言って譲りません。
「じゃあ、シロだという証明をしませんか?」
「そうですね。今どんな生活をしているか気になるし、きちんと食事などしているかも心配だし。」
ご自分の中で折り合いをつけられたようで、誰と会っているのか、休みはどうしているのかの素行調査をすることになりました。
平日は仕事の帰りには同僚と飲みに行く姿が撮れました。怪しいところは特にありません。
休日、朝早く高速道路で移動し郊外にある大型書店の駐車場へ入りました。すると、店内で相手に近づく人がいます。二人は店内を少し回ると親しそうに腕を組み書店を出て、駐車場の車に乗り込みました。
調査車両で待機していた調査員は、二人が仲良く車に乗り込むところを映像に収め、車両尾行へと移行しました。
二人は信号待ちになると車内でキスをしたり抱きついたりしています。後ろから追っている調査員がしっかりと証拠映像を撮りました。
車は高速に入り、途中首都高速に入り銀座で下りました。銀座の路上のパーキングに停めると、二人はあるデパートに入り宝飾店でネックレスを購入しました。
地下の食料品売り場でケーキ、チーズ・ワインを購入し、停めてあった車に乗り赤坂方面へ向かいました。赤坂にはシティホテルが点在しています。しばらくして、あるホテルの駐車場へ車は入っていきました。
調査車両もすぐさま駐車場に入り部屋番号を特定し、入るところを撮影いたしました。その後二人は翌日の11時までホテルから一歩も出る事はありませんでした。
ホテルから出た二人は待ち合わせの大型書店近くの一軒家の前で停車、愛人はその家へと入っていきました。さらに次の日の朝、愛人の勤務先を判明させることができました。愛人の勤務先は系列会社でした。
報告後、しばらく抜け殻のようでした。受け入れることがなかなか出来ないのです。離婚騒動はずっと前から計画されていたことでしょう。目的は明らかです。自分と別れて愛人と一緒になりたいのです。
やり直しに向けての作戦立ての為にと時間をかけてアフターフォローをさせて頂きました。愛人とは別れ、別居解消もしましたが、ここからが試練でした。
愛人と別れ自暴自棄になっている相手はなかなか愛人との不倫の毒が抜け切らず、八つ当たりをします。長い時間一緒にいる休日となると、
「家にいたくない」
「顔を見たくない」
「もう気持ちは戻らない。」
と責め立てるのです。
自分自身も不倫の傷から立ち直っていないので、その度に動揺し、取り乱し、怒鳴りあい、「もう駄目です」と泣きながらお電話をくださいます。
私は何度も何度も同じことを繰り返し伝えました。
「離婚したくなければしなければいい。やり直しには時間がかかる。お互いにこの件で成長するべきなのだ。」と。
2年後、最終的に有利な条件での離婚を選択しました。
相手には勿論、慰謝料+財産分与を請求、その頃愛人とは完全に別れていましたが、法的に可能ということで愛人にも慰謝料を請求しました。
ご相談者様は最後にこう言ってくださいました。
「相談して本当によかったです。あのままだったら何も知らず有利な話し合いもできず、性格の不一致ということで言いなりで離婚になったでしょう。2年間、私は精一杯努力しました。だからもう後悔は有りません。」
私達は調査後もご相談者様に寄り添い、今後どうするかご相談者様の身になってアドバイス・カウンセリングさせて頂きますが、その後活き活きと前向きに人生を歩まれている姿を拝見し、私達も元気をいただきます。
「この幸せは続く」という保証なんて本当は無いと、ある日突然気付かされる。どんなに薄いガラスの上で暮らしていたのか、見たくないのに見せられてしまった。
男女の愛情などというものは不安定な足場だと分ってしまった。この先どうして良いか分からない、それでも許そう、また信じようと頑張っている方々のなんと多いことか。けなげで愛情溢れる強い心のなんと切ないことか。
想いを貫こうとする、 大切な子供達の為に戦おうとする、守る側のご相談様にこそ人としての本当の愛情が有るのです 裏切り、壊す側の人達には到底分かるはずがないのです。
「やり直せたとして・・この先“普通の生活が続き続けること”を、どうやって信じれば良いのか分かりません」
「私はそれでも主人を許す努力をします。まだ一緒にいたいと思うから。」
とおっしゃった方がいました。
私達は、そんな方々の心を支える為にいるのです。心の傷を癒すためには、まず救いを求めることが大切です。痛みを隠したり、忘れようとしてはいけません。
苦しみを理解してくれる人、アドバイスが出来る人とよくよく話し合う必要が有ると思います。そして、悲観にくれることも大切です。泣きたい時は思いきり泣き、悲しみにつかるのです。私達は、泣かないでくださいなどと言いません。泣きながらでも一歩ずつ歩くお手伝いをするのです。
隣には私達がいます。不安になったら、何度でもどうしてご相談者様は間違っていないのか、ご相談者様には今何が必要なのか、するべきことは何なのか、繰り返しお伝え致します。
どうぞ、安心してご相談ください。一緒にがんばりましょう。
当社は、「社団法人日本調査業協会」の正規加盟員として登録されております。また、お客様の大切なご相談をお受けする相談員の人選を最重要視し、「お客様に親身になれる」人材、とくにNPO法人日本家族問題相談連盟より専門カウンセラーの認定資格を取得した女性カウンセラーばかりです。
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