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田代まさし被告「シャネルズ30周年参加できず…」 薬物に再び手を出した動機 横浜地裁
覚せい剤取締法違反などの罪に問われたタレント、田代まさし(本名・政)被告(54)の、第2回公判が14日、横浜地裁(香川礼子裁判官)で開かれ、被告人質問が行われた。田代被告は再び薬物を使用した動機について「(所属していた音楽バンドの)シャネルズデビュー30周年記念イベントに参加できなかったつらさから手を出した」などと述べた。
被告人質問で田代被告は「シャネルズデビュー30周年記念イベントを、犯罪者だからということで、レコード会社からキャンセルされ、ショックだった。つらい時期と、(密売人から)連絡先のメモを渡された時期が重なったことから、1回だけならと、手を出してしまった」などと述べた。
起訴状などによると、田代被告は昨年9月16日、横浜市中区の赤レンガパーク駐車場で、コカイン0・87グラムを所持したほか、交際相手の女性宅などで覚醒剤約10グラムとコカイン8グラムを共同で所持。9月上旬から中旬にかけ、都内や神奈川県内で覚醒剤を使用したとされる。
田代被告は平成14年、覚せい剤取締法違反罪で執行猶予付き有罪判決を受けた。17年に再び同罪などで起訴されて実刑判決を受け、20年まで服役した。