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【内閣改造】17閣僚の顔ぶれ固まる 法相に江田氏 「与謝野経財相」は税制・社会保障担当も兼務
菅直人首相が14日午後に発足させる第2次改造内閣の陣容が固まった。
参院で問責決議を受けた仙谷由人官房長官の後任には民主党の枝野幸男幹事長代理が就任。仙谷氏が兼務していた法相には江田五月前参院議長、岡崎トミ子国家公安委員長の後任に中野寛成元衆院副議長をあてる。中野氏は拉致担当相も兼務する。
たちあがれ日本を離党した与謝野馨元財務相は経済財政担当相に内定し、税制・社会保障改革担当、少子化対策、男女共同参画を兼務する方向。海江田万里経済財政担当相は経済産業相に、大畠章宏経産相は参院で問責決議が可決された馬淵澄夫国土交通相の後任にそれぞれ横滑りする。
再任するのは野田佳彦財務相、前原誠司外相、片山善博総務相、玄葉光一郎国家戦略担当相(党政調会長を兼任)、蓮舫行政刷新担当相、鹿野道彦農水相、高木義明文部科学相、細川律夫厚生労働相、北沢俊美防衛相、自見庄三郎金融・郵政改革相、松本龍環境相。
また、古川元久官房副長官が交代し、後任に藤井裕久元財務相の起用が固まった。福山哲郎副長官は再任する。
党人事では、岡田克也幹事長、玄葉政調会長が留任し、空席の代表代行に仙谷氏が就く。鉢呂吉雄国対委員長の後任に安住淳防衛副大臣の就任が固まった。
首相は14日午前の閣議で全閣僚の辞表をとりまとめ、昼に国民新党の亀井静香代表と会談。その後、枝野次期官房長官が閣僚名簿を発表し、皇居での認証式に臨む。首相は夕方に記者会見を行い、今回の改造の狙いなどを表明する。