株式会社みんなの学び場 社長 平山さとみの「貢献マインド」実践ブログ

こんにちは。

天命に生きるさとみです。


私の父のお父さん（祖父)は
父が3歳のとき胆石で亡くなりました。

だから、
父はお父さんの弟である叔父さんをお父さん代わりに慕って育ちました。
叔父さんは腹違いの兄弟でした。
お母さんが違います。

お母さんはご主人が亡くなってしまい、また、別の人と結婚して、
離れていきました。

でもお父さんのいない父のことをとってもかわいがって下さって
私が生まれたとき、
私の名前を諭す子（かしこい人に育ちなさいという意味で）
さとみと命名してくださいました。

私は、生まれつき足が不自由だったので、
遠くの国立病院に入院して手術を受けて
長く入院していました。

入院中に
叔父さんや叔父さんの子供が
時々お見舞いに来てくれたそうです。

子供の私は、お見舞いに来てくださる叔父さんや叔父さんの子供が
来るとそれはそれは大喜びしていたそうです。

ところが消灯時間になって帰るときは反対に大泣きして
「帰らないでー」と
すがって泣いていたそうです。
ひとりの入院生活が寂しかったのでしょう。

そんなとき、
大人たちもみんなもらい泣きしてしまったそうです。

そんな
叔父さんも叔父さんの子供も年をとって亡くなりました。

このお話は、
お盆に仏壇にお線香を上げにいってきたときに
聞いたお話で、
私が知らないことでした。


私達はこうして自分が知らないところでも、
誰かに助けられて、
たくさんの恩をいただいて生きているんですね。

ひとりで大きくなったとは思っていませんでしたが、
私は自分のことしか知らなかったと思いました。
ほんとうは
たくさんの人とのつながりで生きているんですね。

身体があるから、
私が私がと思ってしまいますが、

たくさんの恩をいただいた
恩という
つながりの中で生きているのですね。

私は、
上手く行かないことや
嫌なことあったりすると
すぐへこんだり、
「どうして私ばっかり」とか
「何で私なの」とか
思ってしまうときがあります。


だけど、
私が出来ることをさせていただく
それがつながりの１つとしての
お役目なのですね。


昔読んだ、仏教の絵本のお話で
「空気のごとく、水のごとく」あるがまま
という言葉を聞いたことがありますが、

自然という大きなものの１つとして
自分が出来ることを自然にさせていただくことが、

自分が知ってる恩
知らない恩
たくさんの受けた恩を
返していくことになるのだと思います。



今日も暑いみたいだけど、
ガンバローね。


感謝
さとみ