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【芸能・社会】

山下さん告別式 750人で“別れの歌”

2011年1月14日 紙面から

愛用の帽子がのせられ、霊きゅう車に運ばれる山下敬二郎さんのひつぎ=横浜市の大林寺で

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 胆管がんに伴う腎不全のため、5日に71歳で亡くなったロカビリー歌手山下敬二郎(本名山下啓次郎)さんの葬儀・告別式が13日、横浜市緑区の大林寺で行われ、音楽仲間や関係者、ファンら約750人が見送った。

 読経の後、式は音楽葬の形で進行。参列者を代表して歌手森山加代子(68)が「ステージでは必ず『僕の妹分だ』と紹介してくれた。ロカビリーの大スターに加えていただき夢のようだった」と声を詰まらせた。歌手で日本歌手協会代表理事の田辺靖雄(65)も黄金期の活躍ぶりを「戦後日本の青春の象徴」とした上で「同じステージに立てたうれしさは今も忘れません。後輩として『ダイアナ』を引き継ぎます」と誓った。

 出棺直前には、エルビス・プレスリーの「ラブ・ミー・テンダー」を参列者で唱和。喪主の直子夫人(45)は「主人はロカビリー3人男の一員ということを常に誇りに思っていました。これからは家族3人で力を合わせて生きていくことが主人への供養だと信じてがんばっていく所存です」とあいさつし、涙を誘った。

 出棺の際には、山下さんの生前の希望でフランク・シナトラの「酒とバラの日々」が流された。

 

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