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【格闘技】坂田健史が引退を正式表明 春から大学生に2011年1月14日 紙面から 第二の人生は大学生−。元WBA世界フライ級王者坂田健史(30)が13日、所属先である東京都内の協栄ジムで会見し、本紙既報通り、現役引退を表明した。戦績は44戦36勝17KO6敗2分け。昨年9月、WBA同級王者の亀田大毅(22)=亀田=に挑み、0−3の判定負け。3カ月半後の決断だった。「悔しさはあるけど、それ以上に体の衰えを感じました」と引退の理由を説明。4月から専大の二部(夜間)商学部マーケティング学科に通う。 去就に悩んでいた昨年11月末、坂田はふと思いついた。「今後のためにも大学へ行ってみようかな」。12月5日、社会人入試で専大を受験。試験は学科の志望動機をテーマにした論文と面接だった。「面接官? 僕のことは知らなかったですね。ボクシングに詳しくなかったです」。坂田は苦笑いを浮かべた。 坂田は広島・山陽高卒業後、ボクシングに専念した。元世界王者が引退直後、大学に入学するのは異例のこと。会見に同席した協栄ジム金平会長からは「将来的にジムを継いでほしい」と後継者としてラブコールを受けた。 「ありがたいですね。でもボクシングと少し離れてみるのもいいかな。今は英語を勉強したい。夜間に通いながら自分の道を探していきます」 キャンバスからキャンパスへ。4度の防衛を果たした元世界王者が大学生として第二の人生のスタートを切る。 (森合正範) PR情報
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