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2011年1月13日(木) 19:15 |
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岡山県内10ヵ所にメガソーラー誘致
岡山県は大規模太陽光発電所、いわゆるメガソーラーを10年後に県内10ヵ所に誘致するなどとした新エネルギービジョンの骨格をまとめました。 晴れの多い地域特性を全面に出して、新しいエネルギーの先進地を目指すことになりました。
13日朝開かれた政策推進会議で、新エネルギービジョンの素案が発表されました。 その中で最も力を入れる項目としてメガソーラーの誘致を掲げていて、2020年までに県内10ヵ所にソーラー発電所を誘致するのが目標です。 ビジョン作成と同時進行で既に県内の市町村に、1.5ヘクタール以上で南向きの空き地を候補地としてリストアップするよう要請するなど動きが本格化しています。 愛媛県松山市で去年12月に稼動を始めたメガソーラーです。 約3ヘクタールに敷き詰めたパネルで、1700キロワット、約500世帯分の電気を作り出します。 メガソーラーのメガとは100万倍を意味しています。 100万ワット、つまり1000キロワット以上の大型太陽光発電所を10ヵ所以上作ろうというのが岡山県の計画です。 メガソーラー計画は全国で進行していて、実際に稼動しているところも出るなど、誘致競争が過熱しています。 岡山県は誘致にあたり具体的な支援策をまだ示していませんが、土地は出来るだけ安く提供し、補助金なども手厚くするという方針を示しています。 さらに石井知事はこのビジョンが、産業構造を変えるものになるという期待も示しています。 岡山県は晴れの国、岡山を太陽光発電の先進地にと意気込んでいます。 14日には県の来年度の予算要求の内容が発表されますが、太陽光にどの程度力を入れるのか、岡山県のやる気が問われています。
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