市営バスの運転手２人がアルコールチェックせずに運行/川崎

2011年1月6日

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　川崎市交通局は６日、塩浜営業所（川崎区）の男性運転手２人が、市バス乗務前のアルコールチェック（呼気検査）を行わずに運行していた、と発表した。同局の内規違反に当たる行為で、同局は「厳正に対処する」としている。

　同局によると、49歳の運転手は昨年12月30日に川崎駅発東扇島循環、31日に同駅発東扇島西公園行き、55歳の運転手は川崎駅発東扇島西公園行きの市バスを運行させる前の午前５時45分ごろ、呼気検査を実施しなかった。同営業所の運行管理者も検査の確認を怠っていた。両運転手ともに酒は飲んでいないという。

　また、今月１日午前10時15分ごろ、川崎鶴見臨港バスに管理委託している上平間営業所（中原区）の男性運転手（41）が、江川町発川崎駅行きの市バスを運行中、小土呂橋交差点（川崎区）で直進すべきところを左折。運転手は乗客の指摘で誤りに気付いたが、営業所への連絡を怠り、停留所２カ所を通らずに同駅まで運行した。後日、市民の指摘で判明した。