泉南アスベスト訴訟国に和解への見解求める |
大阪府泉南地域のアスベスト被害を巡る裁判の控訴審で、大阪高等裁判所は国に対し「和解」に応じるかどうか明らかにするように求めました。この裁判は泉南地域のアスベスト工場で働いていた元従業員らが国を訴えていたもので、去年5月、大阪地裁は国の責任を初めて認め、損害賠償を命じました。しかし国は控訴し、一方の原告側は大阪高裁に対し早期解決のために和解を勧告するよう求めていました。そして13日の裁判で三浦潤裁判長は、国に対し来月22日の進行協議の場で和解に応じるかどうかを明らかにするよう求めました。弁護団の村松昭夫副団長は記者会見で「国には、本件を全面的に一日も早い解決をするという真摯な決断をして頂きたい」と話しました。これにより、和解への道が開かれるかどうかは国の判断に委ねられます。
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2011/01/14 0:48:
更新) |
神戸 育英高校の部室で火災 |
全校生徒が避難 |
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13日午後、神戸市長田区の私立高校でバスケットボール部などの部室3室を焼く火事がありました。けが人はいませんでした。午後1時半過ぎ、神戸市長田区長尾町にある私立育英高校の関係者から「バスケットボール部の部室から煙が出ている。爆発音もした」と通報がありました。消防車13台が消火にあたり火はおよそ1時間後に消し止められましたが、校舎の一角にある部室3室、あわせておよそ120平方メートルが焼けました。当時、中に人はおらずけが人はいませんでしたが、全校生徒と学校関係者およそ900人がグラウンドに避難する騒ぎになりました。警察の調べによりますと部室からは破裂したスプレー缶が見つかっていて、警察は何らかの火がスプーレー缶の中身に引火した可能性もあるとみて、14日以降実況見分を行い出火原因を調べる方針です。
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2011/01/14 0:47:
更新) |
投資金詐欺事件 会社「代表」にさせられた男性が怒り |
横田眞人容疑者(38) |
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大阪市の投資会社の経営者らが高齢者から投資金をだまし取ったとして逮捕された事件で、逮捕された男らは計画倒産を繰り返していた疑いがあることがわかりました。
投資会社経営の横田眞人容疑者(38)は社員だった貞守伸彦容疑者(56)らとともに複雑な金融商品の取引をもちかけ、高齢者から金を騙し取った詐欺の疑いで逮捕されました。
被害総額は十数億円にのぼり、そのうち6億円近くが横田容疑者のに渡っていたとみられます。
高齢者を狙って金を集めては倒産を繰り返していたという横田容疑者。
過去に立ち上げた会社の登記簿では、代表者が別の人物の名前に変えられていました。
「代表者」に変えられたこの40歳代の男性は、目に重い障害があり、障害者年金で生活しています。
【代表にされた男性】「月2回ほど出席してくれたら、役員として。それでいいからと」。
3年前会社を立ち上げる横田容疑者から役員の数合わせに名義を貸すよう依頼を受けました。
【代表にされた男性】「報酬として月15万円振り込むからと。先物取引で損したので金が欲しかったんで(引き受けた)」。
実はこの男性、以前横田容疑者に投資話を持ちかけられ、約50万円の損害を受けていました。
その直後の依頼でした。
しかし会社はわずか数カ月で倒産。
男性に報酬が支払われることは一度もありませんでした。
男性は「腹立つだけですよね」と怒りを隠しきれない様子でした。
顧客から名義を借りては会社をつくり、姿をくらませていたとみられる横田容疑者。
警察は「計画倒産」の疑いがあるとみて捜査しています。
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2011/01/13 19:21
更新) |
「しつけ」で虐待容疑の男 あきれた行動 |
井本雅弘容疑者(26) |
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堺市で2歳の男児(当時)が両脚を骨折した虐待事件で、逮捕された無職の男は「しつけのためだった」と供述していますが、本人は身勝手な行動をとっていました。
堺市東区の無職・井本雅弘容疑者(26)は去年7月、同居する女性の当時2歳の長男(3)に回し蹴りなどの暴行を加え、両脚の骨折などの大けがをさせた疑いがもたれています。
井本容疑者は「いただきます」と言わずに食べ始めたことに腹を立てたと、容疑を認めています。
「自分は両親に厳しくしつけられたので、自分も子どもに厳しくした」と言う井本容疑者は、近所のコンビニエンスストアの駐車場に勝手に車を止めていて、逮捕された今でも放置されています。
店員は「去年12月に入るか入らないかぐらいからずっと止まっている。こんなに長いこと止めているのはあまりない」と話していました。
子どもへの「厳しいしつけ」と話す一方で、身勝手な行動を取っていた井本容疑者。
その後の調べで、女性と長女に対し「階段から落ちてけがをした」と、児童相談所に嘘の説明をするよう指示したと供述しました。
2人は実際にそう説明し、家庭訪問でも「長男は祖母の家に預けた」と嘘を重ねていました。
警察は、井本容疑者が虐待を隠そうとしたとみて追及しています。
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2011/01/13 19:10
更新) |
瀬田の唐橋 その色は? |
欄干部分を山吹茶色に |
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歴史ある橋の色を巡る論争に決着です。
欄干を何色に塗り替えるかで意見が分かれていた滋賀県大津市の「瀬田の唐橋」について、県の検討委員会は、意外な結論を出しました。
近江八景の一つ、「瀬田の夕照」の舞台として知られる瀬田の唐橋。
現在、欄干はクリーム色ですが、老朽化が目立つため、おととし12月、滋賀県が同じ色に塗り直そうとしました。
しかし、地元の住民が「朱色にすべきだ」と反発、一方で、クリーム色を主張する住民もいて、色を巡る大論争になっていました。
このため、県は専門家による委員会を設け検討を重ねた結果、13日に下した結論は・・・SECG塗り替えてから欄干部分を山吹茶色、欄干の下の部分を唐茶色に塗り替えるというもの。
クリーム色でもない、朱色でもない、新たな色です。
検討委員ON唐茶を基調にした色合いだというので唐というのがあって瀬田の唐橋っていうんだから、大陸の文化とか技術を取り入れた橋だと。
委員会がまとめた提言は来月上旬にも嘉田知事に提出されます。
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2011/01/13 19:04
更新) |
弁護士に脅迫電話 男を逮捕 橋下知事の懲戒請求めぐり |
「橋下知事のファン」と供述 |
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弁護士会に大阪府の橋下徹知事の懲戒処分を請求した弁護士に対して、脅迫電話をかけたとして東京都内に住む男が逮捕されました。
脅迫の疑いで逮捕されたのは東京都の自称派遣社員・河出公輝容疑者(34)です。
河出容疑者は山口県光市の母子殺害事件で弁護団を批判した橋下知事について、懲戒請求をした樺島正法弁護士に対して去年11月に脅迫電話をかけた疑いがもたれています。
【脅迫電話】「おまえの周りにいる人間を全員地獄に落としてやっかんな。お前みたいなクズが弁護士やっていること自体間違いなんだよ」。
河出容疑者は12日、樺島弁護士に謝罪の電話をしましたが、その際「名前も名乗らないやつの謝罪は受けないと」言われたため、名前や住所を伝えたことから逮捕に繋がったということです。
河出容疑者は「橋下知事のファンで知事を非難したことに憤りを覚えた」と容疑を認めています。
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2011/01/13 19:03
更新) |
ひき逃げ 80歳女性大けが |
現場から走り去ったダンプカーは白っぽい色 |
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13日午前、兵庫県伊丹市の国道で、横断歩道を渡っていた80歳の女性がダンプカーにひき逃げされ、大けがをしました。
午前10時50分頃、伊丹市寺本3丁目の国道171号線の交差点で、右折してきたダンプカーが横断歩道を渡っていた古西富野さん(80)をはねました。
ダンプカーの運転手は一旦、運転席から降りて、古西さんの様子を確認したということですが、すぐに乗り込んで、そのまま池田方面へ走り去りました。
古西さんは病院に運ばれましたが、右腕を骨折する大けがです。
目撃者によりますと、歩行者用の信号は赤だったということです。
ダンプカーは白っぽい色で、ナンバーの一部が目撃されているということで、警察はひき逃げ事件として捜査しています。
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2011/01/13 15:10
更新) |
自衛隊員たちが献血 目標は100リットル |
一人400ミリリットルの献血に協力 |
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京都府福知山市の陸上自衛隊の駐屯地では、隊員らが100リットルを目標に献血を行いました。
この献血運動は、冬場に不足しがちな輸血用の血液を補おうと、6年前から毎年行われています。
13日は輸血車3台が用意され、隊員らが一人400ミリリットルの献血に協力しました。
日頃は、厳しい訓練にも耐えている隊員たちですが、注射が苦手な人の姿も見られました。
献血した隊員は、「献血は苦手ですが、だれかに役立つのであれば。ちょっと我慢するだけなので、いいと思う」と話していました。
献血は、夕方まで行われ、13日の一日で、目標の100リットルを達成する見込みということです。
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2011/01/13 15:07
更新) |
投資金詐欺 経営者が6億円を私的流用 |
逮捕前の横田眞人容疑者 |
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大阪市の投資会社の経営者らが、高齢者から投資金をだまし取ったとして逮捕された事件で、被害額の十数億円のうち、6億円が経営者の男のもとへ渡っていたことがわかりました。
関西テレビの記者が横田眞人容疑者に逮捕前、単独インタビューし、「(記者:詐欺ではない?)」と訊くと、「詐欺はおかしいやろ!俺の会社ちゃうぞ」などと答えていました。
投資会社経営・横田眞人容疑者(38)ら8人は、「CFD」とよばれる金融商品の取引をもちかけ、高齢女性4人から約1200万円を騙し取った詐欺の疑いで12日、逮捕されました。
「CFD」とは、預かった金の何倍もの金額を取引する「ハイリスク ハイリターン」の商品で、横田容疑者らは投資経験のある高齢者を中心に、「毎月10%以上の配当を受けられる」などと取引を持ちかけていました。
被害総額は十数億円にのぼるとみられていますが、その後の調べで、うち6億円近くが横田容疑者のもとへわたっていたことが新たにわかりました。
警察は横田容疑者の金の使い道について調べるとともに、余罪もあるとみて追及しています。
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2011/01/13 12:48
更新) |
虐待 同居女性に「嘘の説明」指示 |
井本雅弘容疑者(26) |
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大阪府堺市で、同居する女性の長男に重傷を負わせたとして逮捕された無職の男が、けがの理由について、同居の女性などに嘘の説明をするよう指示していたことが分かりました。
堺市東区の無職・井本雅弘容疑者(26)は去年7月、同居する女性の当時2歳の長男(3)に回し蹴りなどの暴行を加え、両脚骨折などの大けがをさせた疑いがもたれています。
井本容疑者は容疑を認めています。
長男は暴行の数日後に入院し、同居する女性の長女(5)とともに児童相談所に保護されました。
その後の調べで、井本容疑者が同居する女性と長女に対し、児童相談所の面談で、「階段から落ちてけがをした」と嘘の説明をするよう指示していたことが分かりました。
また児童相談所によりますと、井本容疑者と同居女性は家庭訪問でも、「長男は祖母の家に預けた」と嘘の説明をしていたということです。
警察は、井本容疑者が虐待を隠そうとしたとみて追及しています。
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2011/01/13 12:32
更新) |
コンビニ店員 強盗に刺されケガ |
2人組は現金約10万円を奪って逃走 |
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13日朝早く、大阪市西淀川区のコンビニエンスストアに2人組の男が押し入り、店員を刃物で刺し、現金約10万円を奪って逃走しました。
店員は軽傷です。
13日午前5時半ごろ、西淀川区にある「ローソン佃2丁目店」に2人組の男が押し入り、そのうち1人がカウンターの中に入って、包丁のようなもので男性店員(23)を刺しました。
さらに男は「金を出せ」とこの店員を脅し、レジから現金約10万円を袋に入れさせ、奪って逃走しました。
店員は左わき腹やひじに軽いけがです。
警察によりますと、逃げた2人はいずれも身長170センチくらい、20歳から30歳ぐらいで、一人はスウェットのような灰色の服装を、もう一人は黒いジャンパーを着ていたということです。
西淀川区では、先月にも刃物を持った男による強盗があり、警察は警戒を強めるとともに、逃げた2人の行方を追っています。
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2011/01/13 12:29
更新) |
大学で「ハローワーク」が就職相談会 |
企業側に、卒業間近の大学生を採用できるメリット |
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就職内定率が過去最低を記録し、大学生の厳しい就職活動が続くなか、兵庫県の女子大学ではハローワークと合同で相談会が開かれました。
西宮市の武庫川女子大学では、卒業を前に就職活動を続ける大学4年生や卒業生を対象に大学とハローワークが提携し、400件の求人情報が紹介されました。
去年10月時点で、この春卒業予定の大学生の就職内定率は57.6パーセントと過去最低となっていて、去年、進路が決まらないまま卒業した学生は、約8万7千人に上ります。
学生は、「ハローワークの求人だと、一般の人でも新卒でもいいというところがあるので、その分、量が多い」と話し、大学の就職担当者は、「大学の限られた情報だけじゃなしに、もっと幅広く求人の情報を得てほしい」と合同相談会の意義について話していました。
ハローワークの求人はすぐに働ける人材を求めていて、卒業間近の学生を採用できる企業側のメリットも大きいということです。
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2011/01/13 12:26
更新) |
節分を前に 「富久豆」づくり |
春を呼ぶ「ふくよかなお面」のお菓子に |
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滋賀県の和菓子メーカーでは、節分のお菓子「富久豆」づくりが始まりました。
滋賀県近江八幡市の和菓子メーカーでは、お菓子の職人が「富久豆」を手作業でひとつずつ作っています。
「富久豆」は、お多福のお面と豆がセットになっているもので、節分を祝う縁起物として人気があります。
山芋や小麦粉などを混ぜて作ったお多福の面に、職人が食用の紅などを使って表情を描いていきます。
愛らしい目や口をひとつひとつ丁寧に描いていくため、1日に650個を作るのが限度ということです。
今年は1万1000個を作る予定で、15日から京阪神などの店舗で、春を呼ぶ「ふくよかなお面」がならびます。
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2011/01/13 12:20
更新) |
エルトゥールル号遺品発掘調査団会見 |
見つかった「コーヒーミル」 |
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121年前に和歌山県串本町の沖合で沈没した、トルコ軍艦・「エルトゥールル号」の遺品発掘調査団が、新たに見つかったコーヒーミルを公開しました。
今回見つかったエルトゥールル号の「コーヒーミル」は、重さおよそ10キロの鉄の塊の中に埋まっていて、調査によってイギリス製であることがわかりました。
トルコの軍艦「エルトゥールル号」は、1890年、串本沖で台風に遭遇し、乗員およそ580人とともに海の中にのみ込まれました。
その際、串本の人たちが総出で救助にあたったことがトルコで語り継がれていて、日本との友好関係に繋がっています。
調査団の団長をつとめる、トルコ人海洋考古学者のトゥファン・トゥランルさんは会見で、トルコで開かれた遺品の展示会の報告を行い、来年には和歌山などでも開催したいと話していました。
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2011/01/13 11:10
更新) |