川淵三郎日本サッカー協会名誉会長（７４）が１２日、都内で行われた２０１１年初のＪ１、Ｊ２合同実行委員会に出席。初代Ｊリーグチェアマンとして、各クラブの社長らに創業の理念を再確認するように訴えた。
　ＪＦＬ町田が昨季、Ｊ２入りへの成績要件（４位以内）を満たしながら認められなかったことや、選手にはつらつとしたプレー態度を徹底させるよう要望。「試合序盤のＣＫでだらだら歩き、審判に文句を言う。商品価値を下げる。最初はもっとひたむきだった」とカツを入れた。
　９１年に設立し、“成人式”を迎えたＪリーグ。講話を依頼した大東チェアマンは「原点回帰してやっていきたい。話をしていただいてよかった」と襟を正した。

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[ デイリースポーツ 2011年1月13日 10:40 ]