船内でのマナーに一言!
注意 あくまでも個人の考えです。心当たりがあっても怒らないでネ!
電車の中で携帯電話で大声でしゃべったり、禁煙車で喫煙したりとマナーに反する人をよくみかけますが、フェリー船内にも迷惑な乗客はいます。ちょっと思うことを大胆に述べてみます。
1.カップめん編
カップめんを食べるなとは言いません。私も時々食べます。でもマナーを守りましょう。まず、給湯器は非常に混雑しますが、衛生状態が最悪です。フェリー側の清掃にも非がありますが、利用者のマナーも悪いのではないでしょうか?流し台に具の残った汁を流して排水口をふさいだり、カップで山積みになったゴミ箱のうえにさらに捨てたり。給湯器では、カップめんを食べる客層のマナーの悪さがよくわかります。また、カップめんを2等や寝台の船室で食べる人がいますが、これは強烈な臭いを周囲にまき散らすことになり、喫煙同様(いや、それ以上)に迷惑です。


ある日のゴミ箱
また、時々食事どきに「カップめん一家」を見ます。バイクの若者ならともかく、小さい子供に食事としてカップめんを食べさせて、健康にも教育にも悪いのではないでしょうか?(人様の家庭教育方針にとやかく言うのも悪いですが)そこまで節約する必要があるのでしょうか?  夜食やおやつならともかく、食事にカップめんでは子供がかわいそうです。

という事で、大胆な提案です。思い切って給湯器を廃止してはどうか?と思います。個室については費用はかかるがお茶用に電動ポットを用意すれば良いでしょう。夜行バスやJR寝台特急に乗ってカップめんのお湯がないからと怒る人はいないでしょう。船ならお湯がもらえるという常識を覆せば良いのです。船内は清潔になるし、食堂の売上も上がるし、フェリー会社にとっていい事ばかりです。でも、乗客の相当な反発と苦情が予想されますが、熱湯で火傷する事故があったので危険防止のためと説明すればよいでしょう。どこかのフェリー会社様、いかがですか、この提案!
2.通路のタオル干し編
エコノミークラスの通路の手すりを物干し竿と勘違いしている方も多いようです。これは、体の不自由な人が、船が揺れてもつかまって歩けるように付いている物ではないでしょうか?そこに、誰か1人がタオルを干すと、連鎖的に多くの人が干してしまいます。なら、どこに干せばいいんだ!との反論もあるかと思います。狭いかもしれませんが、ご自分の寝台や棚にうまく置くべきです。通路というのは、あくまでも公共のスペースです。タオルを干せば通路の美観を著しく損なうと思いませんか?写真はある豪華といわれるフェリーの通路の光景です。決して運動部の男子寮や合宿所ではありません。

あるフェリーの通路
3.パブリックスペースでの就寝編
船内が混雑して、通常の2等船室が満員となってやむを得ずパブリックスペースで寝ている人は気の毒だと思います。また、最初からパブリックスペースを臨時席として設定している場合もあります。それらはやむを得ないのですが、船内がすいているにもかかわらず、ロビーやサロンなどの長椅子を見つけて寝床としている人をよく見かけます。自由に使える場所なんだからいいだろう!との反論があろうかと思いますが、ロビーやサロンは寝るための場所ではなく、あくまでも歓談するための公共のスペースなのです。誰かが寝ているがゆえに、その場所で歓談したいと思った人が利用できなくなります。2等の硬い床より、ソファーのほうが寝心地が良いのは理解できますが、「公共心」をもってご自分の席で寝て頂きたいものです。そういえば、最近の駅や公園などのベンチは長いものはなくなりつつあります。必ず1人ずつ肘掛が付いていて横になれないように工夫されています。フェリー会社様でも参考にしてはいかが?
4.毛布の使い方編
船内備え付け、又は有料で借りて使用する毛布の使い方にも非常識な人を見かけます。まず、デッキに持ち出して、デッキチェア―に座り毛布にくるまっている人がいました。本人はいいかもしれませんが、次にその毛布を使う人がいるのです。潮風に吹かれた毛布を、清潔に気持ちよく利用できますか?つぎに、土足で歩く場所に毛布をゴザがわりに敷く人をみたことがあります。床に毛布を敷いて、その上を裸足で気持ちよく歩いていたのです。非常識としか言い様がありません。自分の家の毛布をそういうふうに使いますか?誰かが床に敷いた毛布を、次の夜にはそれを使って寝ている人がいるのですよ。船の毛布や備品は、それを次に使う人がいるので、汚さないように清潔に利用すべきではないでしょうか? 
5.カーデッキ編
乗下船の際、カーデッキでもマナーはあると思います。まず、下船が始まっていないのにエンジンをはやくかける人がいます。まわりはまだ乗車するために歩いている人もいますし、バイクや自転車、航路によっては徒歩の乗客もいます。それらの人が、密閉されたカーデッキで排気ガスを浴びることになるのです。下船の車が流れるまではエンジンの始動は避けるべきです。(真夏の暑い日にはちょっとだけ冷房するのはやむを得ないかな?)
他に、よく大きな荷物で他人の車を傷つけそうな人をみかけます。カーデッキの車の間隔は、時期によっては非常に狭いので、他人の車に傷をつけないように細心の注意をすべきでしょう。人によっては愛車をとても大事にして、傷1つでも気にする人もいますので、見つかったら弁償させられるかも知れませんよ!


ある日のカーデッキ
6.その他思いつく事
@2等や2等寝台では携帯電話の会話はやめましょう。特に、就寝中に着信があると寝ている人は非常に迷惑です。面倒でも電源を切るか、マナーモードにしましょう。
A通路やロビーにあるコンセントで携帯電話を充電するのはみっともないのでやめてほしいです。
B個室でもテレビや会話の音量には気を使いましょう。隣の部屋の音はけっこう聞こえるものです。(S●Xしてたらすぐわかる!)
Cカップめんの自販機についている割り箸や、のパンフレット類は必要なだけ貰って、必要以上取らないように しましょう。 (マナーが悪いと自由に貰えなくなりますよ!)
Dいびき、歯軋り、寝言などの症状がひどい人は、できるだけ個室を利用しましょう。
E躾が出来ておらず、周囲に迷惑をかけそうな赤ちゃんや幼児のいる家族は、できるだけ個室を利用しましょう。 (ひどい事を言いますが、あくまで2等や寝台は公共の場所です。室内で大声をあげたり騒がれると他の人は迷惑です。)
F浴室の入浴マナーは守りましょう。(体も洗わずドボンと入る人をたまに見ます。)
G自分が暇だからといってフロントで船員と長々と世間話をすると、用事がある人が近付きにくくなりますので、やめてほしいものです。(早朝に老人が何時間も話していたのを見たことがあります。)
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