2011年1月14日3時4分
14日未明までの調整で、現閣僚は片山善博総務相、前原誠司外相、野田佳彦財務相、松本龍環境相、北沢俊美防衛相、玄葉光一郎国家戦略相のほか、蓮舫行政刷新相、細川律夫厚生労働相、鹿野道彦農林水産相、高木義明文部科学相、国民新党の自見庄三郎郵政改革相の留任も固まった。片山総務相は国家公安委員長も兼務する。福山哲郎官房副長官も留任する方向だ。
党役員人事では、岡田幹事長が続投し、国家戦略相を兼務する玄葉政調会長も留任する。首相は仙谷氏を代表代行に据えて、党運営の補佐体制を強化する。
菅内閣は14日午前9時から閣議を開き、全閣僚の辞表を取りまとめる。同日昼すぎに首相と亀井静香・国民新党代表が与党党首会談を行い、その後、首相官邸に組閣本部を設置。同日午後1時すぎから閣僚の呼び込みを行う予定。首相は同日夕、官邸で記者会見する。
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