【モスクワ時事】アニメなど現代日本文化を紹介するジャパン・ポップカルチャー・フェスティバル(主催・在ロシア日本大使館など)が20、21の両日、モスクワで開かれ、ロシアのアニメおたくが集まった。
約500人収容の会場は満員で、アニメの登場人物に扮(ふん)するコスプレ姿の若者も多かった。「機動戦士ガンダム00(ダブルオー)」、「涼宮ハルヒの消失」など最新アニメが上映され、コンテンツメディアプロデューサー、桜井孝昌氏がアニメの背景に使われた神戸などを紹介。若者らは熱心に聞き入っていた。
汽車で片道3時間のモスクワ西方スモレンスク州から参加した会社員、アレクセイ・チェンツォフさん(21)は「仕事の後はほとんど毎日、友人と一緒にDVDなどでアニメを楽しむ。日本人は感情を表さないというステレオタイプのイメージがあるが、アニメは感情表現が豊かでユーモアもあり、大好き」と話した。
[時事通信社]