中国運輸局は7日、広島バスに対し、大州営業所(南区)のバス8台を最大25日間使用停止とする行政処分をした。南区の市道で昨年4月3日、同営業所のバスが、中学1年生の男子が乗った自転車を追い越す際に接触、転倒した生徒は外傷性ショック死。運輸局は営業所に立ち入り監査し、「適切な指導がされていなかった」などと結論付けていた。処分の間、バスは予備車を使うため運行に影響はない。広島バスは「厳粛に受け止める。二度とこのような事故を起こさないよう、全社を挙げて取り組む」とコメントしている。
毎日新聞 2011年1月8日 地方版