府の治安を守る決意新た　府警、年頭視閲式

熊崎本部長の視閲を受ける警察官（１２日午前９時３５分、京都市左京区）

　京都府警の年頭視閲式が１２日、京都市左京区の平安神宮前の神宮道であった。警察官約３００人とパトカーや白バイなど約５０台が隊列を組んで行進し、京都の治安を守る決意を新たにした。

　式は午前９時半に始まった。熊崎義純本部長がオープンカーで部隊を視閲した。アジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）財務相会合の警備や指定暴力団山口組ナンバー２の弘道会会長逮捕など昨年の成果を挙げ、「攻めの姿勢で社会悪と対峙（たいじ）し、精強かつ頼りがいのある存在が求められている。府民目線に立ち、前向きかつ誠実に職務執行にあたってほしい」と訓示した。

　白バイの女性隊員を先頭に、平安騎馬隊や警察官が整然と行進すると、沿道から盛んに拍手が送られた。

【 2011年01月12日 13時04分 】

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