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韓国球団宮崎キャンプ、口蹄疫懸念の声相次ぎ短縮

 家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」で約2万頭の家畜が殺処分された宮崎県西都市で、13日から約1か月間予定されていた韓国プロ野球球団「斗山(ドゥサン)ベアーズ」(本拠地・ソウル)のキャンプが、約2週間短縮されたことがわかった。韓国で口蹄疫が流行しており、市内の畜産農家から再発を懸念する声が相次いだためという。

 西都市によると、ベアーズは2007年から毎年、市内で春季キャンプを実施。今年も13日〜2月12日の日程で予定していた。

 ところが、市が今月に入り、キャンプの受け入れに理解を求める文書を市内約360の全畜産農家に送付したところ、「口蹄疫のウイルスが持ち込まれる恐れがある。再発が心配」などと反発する声が相次いだ。

 農家の反応を市から聞いた球団側は、西都市でのキャンプ期間を短縮し、代わりに大分県別府市で17〜24日にキャンプを行うことにした。その後は26日〜2月12日は西都市で、2月15日〜3月1日は宮崎市で予定通り行う。別府市観光まちづくり課は「市内に畜産農家は多くないため、反発の声はない」としている。

 宮崎県はこれまでに県内全市町村に対し、韓国のスポーツチームなどを受け入れる際は、施設などの消毒を徹底するよう求める文書を発送している。

2011年1月12日  読売新聞)
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