千葉県東金市で5歳の女の子を殺害した罪などに問われている男の裁判で、犯行のきっかけについて、男は「バカと言われ、暴走モードになった」などと話しました。
勝木諒被告(23)は2008年9月、東金市の成田幸満ちゃんを自宅の浴槽でおぼれさせて殺害した罪などに問われています。12日の被告人質問で、勝木被告は、遺族の代理人に犯行のきっかけについて問われると、「(幸満ちゃんに)バカと3回言われ、暴走モードになった」などと答えました。謝罪の気持ちについての問いには数分間、うつむいたまま何も答えず、代理人が質問を変える場面もありました。13日に開かれる証人尋問には、検察と弁護側双方の精神鑑定医が出廷し、責任能力の有無などが争われる予定です。