指切断し保険金詐取、組幹部逮捕 「上納金なく」事故で指を切断したように装って傷害保険金をだまし取ったとして、警視庁府中署は13日までに、詐欺の疑いで、指定暴力団稲川会系組幹部稲嶺登容疑者(46)=愛知県知立市=と、同幹部横山大介容疑者(35)=岐阜県各務原市=を逮捕した。 府中署によると、稲嶺容疑者は、自分で電気工具で薬指と小指を切断。「上納金がなく金欲しさにやった。痛かった」と容疑を認めている。横山容疑者は否認している。 2人の逮捕容疑は、2009年3月に「岐阜県各務原市内で(稲嶺容疑者が)左手の薬指と小指を誤って電気工具で切断した」とする虚偽の共済金支払請求書などを都内の生活協同組合連合会に郵送し、同年7月、約280万円を詐取した疑い。 【共同通信】
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