アニドウ思い出ガタリ

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五味(富沢)洋子さんのWEB連載(WEBアニメスタイル)「アニメーション思い出がたり/その59 この頃のアニ同」に一言。
いや、訂正でも文句でもごさいません。あえていうなら個人的なメモを付記というところでしょうか。

> (旧)「FILM1/24」第12号はちょっとした騒動を起こしたものです。(中略)並木さんの逆鱗に触れ、庇を貸して母屋を取られる的な焦りもあらわに憤っていた

これはたぶんその通りなんでしょう。言うこと聞かない奴は昔から大嫌いだから。
でも、時期がちょっと違うのでは?そもそも、小松沢氏が作ると言い出した時点で(内心)怒り心頭でしたが、一応許可する形でスタートしたので、和文タイプの立派な冊子を作ったからといって焦った覚えはありませんが。表紙に牛込K子さんのイラストを頼んだのもたしか僕だったような。かなり協力してますよ(無理してだけど)。問題は作った後ですね。

> 100部発行の本格的なもの

100部しか作らなかったと出来てから聞いた時には怒りました。だって、もっと関係者は多いし、僕としてはアニドウの宣伝拡張でそれまでも多めに作っていたから。身の回りの人だけに配ればいいという態度にはアタマに来ました。実際すぐ無くなってしまったし。まあ、費用は全部言い出しっぺの彼持ちなんだから、ケチな根性は当たり前なんでしょうが。
 それでしかたないので、江口氏の簡易オフかなんかで、僕の方で刷りまして配布しましたね。100部以上は作ったのでは。もっとも印刷物を原稿にして刷ったので汚い仕上がりになってしまいました。(ああ、これは僕の経費ではなくアニドウか五味さんの私財だったような...)
母屋を取られてから庇を継ぎ足してやったようなもんですね。「焦りもあらわ」ではなく「怒りもあらわ」です。二度とアニドウでは彼に編集はさせないと誓ったのは確かです。原稿は別ですが。いささか不確かな所も多い彼の研究文は、1/24などを埋めるのに量が多くて良いので、以後も発表の場を与えています。(五味さんの私財で写植をたくさん使って!)その文章が政岡さんや持永さんから「不確かだ」と指摘され反論を書かれるようなものでも。

と、こんな言い訳をしていると大変なのでこのへんで。
アニドウ内のささいなこんな出来事よりも、前回のオープロの話の方が耳が痛いですね。だって、確かに昔の方が良かったのですから。
この「アニメーション思い出がたり」はネットで一番楽しみなのですが、早くアニ同やオープロの章が終わることを祈らずにはいられません。
江口氏の簡易オフ提供とか、相磯さんのガリ切り妙技とか、湯川氏の活躍とか、触れてくださいね。

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このページは、会長が2009年6月26日 05:05に書いたブログ記事です。

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