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【プロ野球】佑 キャンプ1軍内定 ONも興奮!! ファン2500人2011年1月13日 紙面から
日本ハムのドラフト1位、斎藤佑樹投手=早大=は12日、千葉・鎌ケ谷のファイターズスタジアムでの新人合同自主トレで始動。ファン2500人の前で、ランニング、キャッチボールをこなした。自主トレを視察した梨田監督ら首脳陣は、2月のキャンプでの1軍入りを内定。不世出の大スター、長嶋茂雄・巨人終身名誉監督も興味津々で、早実OB総会では大先輩の王貞治・ソフトバンク球団会長からもエールを送られた斎藤の注目度は高まる一方だ。 佑ちゃんが、2月の春季キャンプで1軍組に入ることになった。新人合同自主トレ初日を視察した梨田監督らがスタッフ会議を開き、新人6選手のうち、斎藤だけが名護キャンプに参加することが内定した。 山田正雄GMは「新人では上にくるのは斎藤ぐらい。26日に最終決定するが、よほどのことがない限り変わらないでしょう」と説明。梨田監督も「上半身を見ると細いのかなと思っていたが、下半身はしっかりしている。(1軍に)連れて行く方向。楽しみですね」と太鼓判を押した。 決定を聞いた斎藤は「すごくうれしいですけど、これからもっとアピールしていかなくてはいけない」と表情を引き締めた。斎藤にとって最初の目標は開幕1軍。指揮官に直接アピールできる権利を得たことで、第一関門をまずはクリアした。チームはキャンプ第2クールの2月7、8日に初の紅白戦を行うが、吉井1軍投手コーチはここでの斎藤の登板についてはさすがに「早すぎる」と否定。それでも、早ければ、広島や韓国・サムスンとの練習試合が組まれている第3クールにも実戦デビューのチャンスが回ってきそうだ。 合同自主トレ終了後は都内に移動し、早実のOB総会に出席。「あこがれというか、あこがれのさらに上の存在」と話す大先輩の王貞治球団会長と高校3年のとき以来、約4年ぶりに再会した。王会長は「身長も体重も抜かれちゃったね。体が大きくなって、男らしく頼もしくなった」と斎藤をべた褒め。「プロ野球界にとっても彼には育ってもらわないといけない。常に試練を乗り越えて来た男。大きな期待を持ってもらえるぐらい頑張ってきたんだから、今まで通りやればいい」と熱弁した。大フィーバーに「世界の王」からの熱烈なエール。斎藤の門出の一日はどこまでもド派手だった。 (臼杵秀之) ◆王貞治伝説 早実時代に春夏合わせて4度、甲子園に出場。2年生だった1957年春には初戦から3試合連続完封勝ち、決勝でも完投勝ちするなど投打に活躍し初優勝をもたらした。2006年夏に斎藤が引き分け再試合の末に、田中(楽天)を擁した駒大苫小牧を破って優勝するまで、名門・早実の唯一の優勝でありつづけた。 PR情報
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