どうしんウェブ 北海道新聞

  • PR

  • PR

道内

  • この記事をtwitterでつぶやく
  • この記事をはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

寝たきりと偽り介護給付費受給 詐欺容疑で元道職員ら2人逮捕

(01/13 13:31、01/13 13:53 更新)

捜査員に伴われ自宅を出る小杉田光雄容疑者(左上)=13日午前11時、札幌市手稲区

捜査員に伴われ自宅を出る小杉田光雄容疑者(左上)=13日午前11時、札幌市手稲区

 寝たきりの重度障害を装って介護給付費を不正受給していたとして、札幌手稲署は13日、詐欺の疑いで、元道職員で無職小杉田光雄容疑者(75)=札幌市手稲区金山1の1=と、無職佐藤美佐子容疑者(57)=手稲区稲穂1の7=を逮捕した。2人は容疑を否認しているという。

 小杉田容疑者の逮捕容疑は、実際には歩けるにもかかわらず、札幌市から重度障害の認定を受け、2006年11月から07年10月までの間、自分へのホームヘルパー派遣費を、自らが代表を務める訪問介護事業所を通じて同市に申請し、介護給付費計三百数十万円をだまし取った疑い。

 佐藤容疑者はこの事業所の管理者兼ヘルパーで、逮捕容疑は小杉田容疑者が歩けると知りながら、介護給付費の申請書を作成するなどした疑い。

 同署によると、小杉田容疑者は「札幌市が勝手に(重度障害と)認定した。だました事実はありません」と供述し、佐藤容疑者は「詐欺には関与していません」と否認しているという。

【関連記事】

北海道新聞・道新スポーツ購読のお申し込み
企画/特集

もっと知りたい

特選!北海道ネット通販

【Fショット】ファイターズ選手写真販売中 道新、道スポのカメラマンが撮影したファイターズ選手の写真を販売しています。

このページの先頭へ