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2011年1月12日(水) 19:25 |
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東備消防組合が岡山県に要望
東備消防組合の職員で作る協議会が、現在の消防組合の体制では十分な活動が出来ないとして、岡山県に指導するよう申し入れを行いました。
東備消防職員協議会のメンバーらが、岡山県庁を訪れ要望書を手渡しました。 それによりますと、東備消防組合は国の指針に記された職員数を満たしていないなど体制が不十分な上、現場での判断ミスにより患者搬送が遅れるといった問題も起きているとしています。 さらに岡山県への報告では、患者搬送の遅れが無いように見せるため、嘘の記入をしている事例があるとしています。 こうした事態を解決するため岡山県に実態を調べ、指導や勧告を行って欲しいと訴えています。 東備消防組合は山陽放送の取材に対して、今年度8人の職員を採用するなど人員増強を行っていると話しています。 また記録簿の記入に関しては、作成者の勘違いで誤った時刻を記入したことは分かっていて、訂正を行っていないのが原因だと述べました。 協議会は、同様の要望を去年9月にも行っていて、それに対して岡山県は聞き取り調査などの結果、特に問題は無いという見解を示しています。
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