徳島市民病院(同市北常三島町2)で04年、肺がん手術後に死亡した男性(当時52歳)の遺族が、手術時に医療ミスがあったとして同市を相手取り損害賠償などを求めていた訴訟で11日、徳島地裁が示した500万円を遺族に支払う和解案に沿って和解が成立した。
和解成立について、市側は「過失を認めたわけではないが、訴訟が長期間に及んでいることを考慮した」と説明。同病院は「今後も、医療安全の徹底に努めて参りたい」とコメントした。
訴状によると、男性は04年11月、同病院で肺の摘出手術を受けた後に出血多量で死亡した。原告側は手術の際に医師のメスが別部位に刺さったと主張して05年に徳島地裁に提訴した。【山本健太】
毎日新聞 2011年1月12日 地方版