ノアの仲田龍GMと浅子覚トレーナー、新日本の三澤威トレーナーとドラディションのヒロ斉藤が12日、都内で会見し、ノアと新日本メディカルトレーナー協会(理事長・三澤氏)による「プロレスラー養成プロジェクト」を4月から開始することを発表した。新日本が協力する。
ノアと新日本が手を結び、画期的な新人育成を始める。コースはノア道場で練習する「ノア・レスリングアカデミー」と、新日本道場で練習する「プロレス道場・ヤングライオンコース」。同一授業や合同練習があり、統一カリキュラムのもと、基礎を習得し、終了時には新日本とノア連名の修了証が発行される。
優秀者には米国留学や各国団体の合同トライアウトのチャンスがあり、新日本やノアからスカウトされることも。新日本道場では斉藤と三澤氏、垣原賢人氏が師範となることが決まっている。
かつて新日本が設けた新日本プロレス学校は天山広吉らトップ選手を輩出した。今回は2団体がノウハウをフル活用して、今後のマット界を支える人材を育てていく。