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【グラニュース】


中村、初めての慰問

2011年1月12日 紙面から

子どもにサインを贈る中村(左)=名古屋市中村区の名古屋第一赤十字病院で(木本邦彦撮影)

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 名古屋グランパスのMF中村直志(31)が11日、名古屋市中村区にある名古屋第一赤十字病院の小児科病棟を慰問した。知人を通じて、闘病する子どもたちを訪れた中村は、熱心にグランパスを応援してくれる姿に感激。Jリーグ連覇、アジア初制覇に向け、大きなパワーをもらった。

 プロ11年目で初めて病院を慰問した中村は、病床で喜んでくれる子どもたちを見て、新たな活力が湧いてきた。

 「練習場や競技場だけでなく、いろんなところで応援してくれている。だから、もっと頑張ろうという気持ちになりましたね」

 入院中の37人の子どもたちを一人一人訪れて声を掛けた。プレールームでは、27日に迎える32歳の誕生日を前に「ハッピーバースデー」の歌と首飾りを贈られた。「はじめは恥ずかしがってるけど、どんどん明るくなってくれて。すごく喜んでくれたのがうれしい」。偶然、グランパスのスクールに通う小学6年生が入院中で、いつも応援していることを伝えられて、逆に元気をもらったという。

 2月1日の始動に向け「今は休むことが先決。1回リセットする。ケガをしないようにゆっくり体をつくっていきたい」と、ボールにさえ触れていない。

 今季はJリーグ連覇とともにアジア・チャンピオンズリーグでも頂点を目指す。初出場の一昨年はベスト4。「悔しい負け方だったので、今度こそという思いはある。やれるという手応えもあったし、1度経験しているので多少なりとも(戦い方が)分かる」と楽しみにしている。初めての病院慰問で刺激を受けた中村は、心身ともに充電して新しいシーズンの準備を進める。 (木本邦彦)

 

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