プロ野球西武の涌井秀章投手(24)が12日、代理人の弁護士を通じ加藤良三コミッショナーに年俸調停を申請した。今後はコミッショナーが申請内容を吟味した上で、受理するかを決める。
昨季チームトップの14勝で5年連続となる2桁勝利を挙げた涌井に対し、球団は昨年12月からの交渉で現状維持の年俸2億円プラス出来高払いの提示を続けている。
代理人の弁護士は「ことしの成績の評価は低いし、実績を加味したらなおさら低いというのがこちらの主張。球団の評価が変わらないので、第三者の制度に判断を委ねたい」と話した。(金額は推定)
(2011年1月12日)