飛ばすぞ!
機歴が肯定される時
メーカーさん、ホールさんにテストです。
まず、あなたの周りにいる人の中で、パチンコを打たない人を想像してください。
想像できました?
では問題。

「その人が、パチンコを、自腹で楽しみたくなるようにする方法はありますか?」
「あなたの作った機械、あなたの買った機械をその人が打ちたくなるには、どうしたらいいですか?」

難しいですよね。非常に難しい。つまり今の現状は、パチンコを知らない人を取り込むことはほぼ不可能。残っているお客様を相手に、限られたパイの取り合いをしていますが、金銭的な余裕を失った人から退場していきます。景気回復は見込めず、若年層の取り込みに失敗している以上、同じ事を続ければ、ファン数は確実に減少を続けるでしょう。

現代のパチンコは、金持ち、あるいは新台情報に詳しい人にのみ適した機械ばかりとなりました。この状況でファンが増えるとしたら、この国の人々はみなブルジョアか、パチオタクかという事になります。

想定顧客、ターゲットを絞るだけ絞った結果、遊技を楽しめる対象者は過去最少となりました。そしておそらく多くのメーカーやホールは、さらにターゲットを絞る方向へ進んでいるようです。なぜこのようなことが起きるのでしょうか。行き着く先は焼け野原、あるいは魚のいなくなった池であると分かっているのに、なぜ止められないのでしょうか。理由は二つありそうです。

まず第一に、人は将来の大きな利益より、目の前の小さな利益を求める傾向にあるからです。一週間後にもらえるメロン一ケースより、今すぐ食べられる一口を求めます。しかし、一週間という時間の長さに問題があるのかといえば、そんなことはないんですよ。一年後の一口と、一年一週間後の一ケースなら、全員が後者を選ぶと思いませんか? ポイントとなるのは一週間ではなく、「今」か「今以外」かです。

「今すぐナントカしたい」という欲求は、合理的な判断さえも奪います。今すぐ、手軽に簡単にを満たせるならば、将来の価値を軽く見積もることさえ厭わないのが、我々人間の悲しい性。そこへ金銭的な問題を絡めると、傾向は更に顕著となります。

例えば、河川敷に美しいコスモスが沢山咲いていたとしましょう。誰でも持って帰って良いとします。このまま放置すれば、翌年はさらに広い面積がコスモスに包まれる。しかし、あまりに美しいコスモスであるため、高値で売れるとなったらどうでしょうか。おそらく翌日には刈り取られつくし、来年まで放置すればさらに大きな価値を生んだであろう河川敷から、コスモスの姿は消えてしまうでしょう。

これが第二のポイント「共有地の悲劇」です。共有地の貴重な財産は、何らかのルールや法律で縛らない限り、必ず刈り取られる運命にあります。パチンコの場合、共有地の悲劇における貴重な財産とは何か。ここでは「どんな渋釘でも打ってくれる新台好き」としてみましょう。

最初の問題を思い出してください。パチンコを打たない人をパチンコ好きにするのは大変ですね。人間は基本的に、大変なもの、分かりにくいもの、複雑なものを忌避するようにできています。簡単でシンプルな回答を好みます。脳は常に一直線で問題を解決したがります。結果として、楽な方向へ進もうとする。

今すぐ手軽にナントカしたいという現在志向のバイアスと、共有地の悲劇が同時発生し、「どんな渋釘でも打ってくれる新台好き」を刈り取ってしまいました。個店や個人の気持ちは別として、新台を買いあさり、新台から抜く体制を維持しているならば、結果として彼らに過重な負担を求めていることになります。

共有地の悲劇は経済学の用語であり、ルールや罰則を用意しない限り、必ず発生すると言われます。象牙の密輸やマグロの乱獲もそうですね。人間が人間である以上、決して止まりません。

となればパチンコ業界も例外ではないでしょう。あたかも乱獲のように、渋釘でも打つ新台好きの財布から、現金が収奪されたとは言えないでしょうか。


ではどうするか。原因が二つなら、解決策も二つありそうです。まず第一に、ルールを設けて共有財産の乱獲や使い捨てを防ぐこと。第二に、次の共有財産を育てることです。次の共有財産とは、新装開店に過剰な期待を持っていない人々のこと。新規ファンだけではありません。既存ファンでも、平常営業で打つパチンコを楽しいと思えば、それは次の共有財産となります。

新装開店に期待を抱く人の財布をアテにしすぎず、普段のパチンコを楽しいと思う人々を増やしていく。大変シンプルです。

ホールさんからは怒られるでしょうけれど、大変申し訳ないのですが、どちらもホールには無理かと思います。個店単位でやっていても「正直者は馬鹿を見る」となりますので、一万以上もプレイヤーのいるホール業界では、極めて難しいと言わざるを得ません。また、平常営業の釘を見てしまうと、とても次のシナリオは描けません。

となれば日工組メーカーに頑張ってもらうしかないでしょう。新たな共有財産を育成するため、34社が協力して取り組んでいただきたい。特に、頻繁に機械を発売する上位18社に対して「チャレンジマシン」の製造販売を義務づけられないものでしょうか。

チャレンジマシンとは、素人には及びもつかないような、開発者の執念と、思わず膝を叩くようなアイディアに溢れた機械のこと。そして「新装期間じゃなくても打ちたいと思える機械」のこと。

素人的な「昔みたいな機械を作ってほしいんだよねー」という意見ではなく、プロにしかできない新規性に富んだ発想から生まれた機械。打ってみたいと思いませんか?

もっとも、これだけではメーカーばかり負担となりますから、購入したホールへは機歴という名の特典を用意してもいいかもしれません。機歴については批判の多いことを承知していますが、共有地の悲劇を肯定し乱獲を止めないホールには、一定のリスクを負ってもらわねばならないでしょう。自分だけコスモスを刈り取り、誰かが次の花を植えてくれるのを待ち、植えてくれたらまた黙って自分だけ刈り取ろうとする人は、全体の利益に対して害しかもたらしませんから。

1/人は未来の利益より、今すぐの利益を求める
2/困難で大きな利益より、小さくてもお手軽な利益を求める
3/共有地の財産は必ず収奪され、使い捨てられる
4/収奪や使い捨てを防ぐルールを定めつつ、次の財産を育てねばならない
5/共有財産育成に協力した会社に対しては、一定のメリットがもたらされねばならない
6/従来通りの収奪および使い捨てを続けることも可能だが、上記5番のメリットを与えてはならない

メーカーかホールかで、上記6項目の受け取り方は違うでしょう。しかし、既存客の財布から収奪を続けた結果、新装大好きな旧来のパチンコファンは絶滅へ向かって進んでいます。

彼らは釘を開けたくらいでは戻ってきません。なぜなら、パチンコから離れた人達に、釘が開いたことを知らせる術はないのですから。仮にチラシをまいたところで、新装開店を信じなくなるほど高粗利に晒され退場した人の心に、あおり文言は決して届きません。

今までの手法で集客できた人達はすでにおらず、想定顧客の設定そのものを変えねばならない時期に来ていると、ホール、メーカーを問わず、共通の認識として持っていただきたいと思います。

業界 / comments(39) / 15:47 / ボンペイ吉田
Comment
たとえが分かりやすいですね。
この話の内容は、自分も理解はしていましたが言葉で説明出来るボンペイ様はすごいですね。
どっかで使わせてもらうかもしれません^^;

ただ現実としては難しい内容に思いました。
メーカーは、現状の状態でも平気で抱き合わせをしている訳で、それに拍車をかけるように抱き合わせを容認すればホールにさらに負担が重く圧し掛かり今以上の粗利率の上昇を引き起こしかねないかと。

先日関東では数十店舗ほど店を構える企業の機械選定者と話しをした際に、
「今後出てくる機械で何がいいでしょうか?」的な質問をしたのですが、その返事に今のパチンコ業界の問題が見えたような気がしました。
その方は、
「どれ入れても一緒でしょ。どんどん機械が出てくるのだから、入れて抜いてすぐ外して高いうちに中古で打って新しい機械を入れるだけ」と言っておりました。

機械が出れば他も買うから買う。
機械が高くても他が入れるなら買わざるをえない。

日工組はメーカーの組合ですから、なかなか自分達で上記のような判断をする事はないかと思われます。。。

自店は頑張って来年は、抱き合わせ機種購入0を目指すつもりです。

長文失礼いたしました。
from. 真希波 / 2010/12/26 6:30 PM
ホールは昔、メーカーのお客さんでした。

けど今は立派な養分さまです。

メーカーの客は株主になってしまい、機械代を上げに上げまくって前年実績を上回ろうと必死。

ついてこれないホールやファンがいるのを知りながら止まることができなくなってしまってる。

絶滅は避けられないと思う。



from. メタ凡 / 2010/12/26 10:27 PM
ここでいう「チャレンジマシン」ってどういうものを指すんでしょう?

デジテンとか超甘とかですかねえ。
変則スペックはちょっと違う気がするし。
この業界を救うマシンってそんな単純なものなのかなあ……
from. ネオ / 2010/12/26 10:49 PM
パチンコ業界って焼畑農業ですよね
耕すなんて面倒な事はせず、火を放ち取るだけ取って次へ

お先真っ暗な情勢で身の振り方を考えるなら、その方が利口なのかも
from. 通行人 / 2010/12/26 11:31 PM
http://www.yugi-net.jp/
とりあえず、来年2/26開催の「パチンコ・パチスロ試打会」に期待しましょ(・∀・)
from. ステセン / 2010/12/27 12:03 AM
焼畑の果てにあるのは砂漠
さてどこがはじめに緑化をしようとするだろう
自分の利益を少し削ってまでやろうとする
そんなボランティア精神満載のところはあるのか?
パチンコ業界をマネージメントできる
ド○ッカーはいるのか?

from. ふむふむ / 2010/12/27 12:33 AM
ガイシュツネタなのに
未だに変わる気配がないのは
自閉モードに突入してしまった
のでしょうかね? (・ω・)ネ〜
from. クーマン / 2010/12/27 1:15 AM
第2のCR化としてブラックボックスでデータ管理させる代わりに もっとキツイ機械を通させるという交換条件を上に持ち込んでるという噂を最近耳にしましたが・・・。
from. nog / 2010/12/27 1:17 AM
ボンペイさまの案は、現実的なラインで考えていただいていると思うのですが、まだ、少し弱いというか、それでは改善しないのかな?と思います。
もう少し強制力のある、決まりごとをホール側とメーカー側の両方に設定しないと、改善する状況ではない、と。

例えば、賞球5個や6個のチャレンジマシンをメーカーがリリースしても、ホールさんは買いません。
結局、メーカーが「チャレンジ」と考えている内は、賞球3個の機械の確変突入率を下げて、「ハイ、出来ました」みたいなクソ台しか、生まれない訳です。
実際、そんな台しか、ここ2〜3年、リリースされていませんよね。
そのチャレンジマシンがクソ台なら、やはりホールさんは機歴で購入しても、育てない・・・と思います。

ファンも回らないと不満を訴えながら、等価交換を選択してきたのです。
等価交換のホールで遊技すれば、持ち球遊技のメリットがありません。結果、博打的な思考になり、マックスを選択する人が多いでしょう。

仮に、賞球6個で、演出も、スペックも、まあまあ優秀なチャレンジマシンが出来たとします。
でも、等価交換のホールなら、クソ台です。
ただ、辛くなるだけ、という感じでホールさんは扱うでしょう。
やはり、そういう機械は、低価交換でこそ、活きますよね。

だから、、、、、、、
機械(メーカー)と営業(ホール)の両輪が揃ってこそ、時間消費型のユーザーは徐々に戻ってくる、と私は考えています。

私は、ホール側には、等価交換を止めて頂きたいと思っています。一物一価の問題もあり、現実的でないとの意見が多いでしょう。何も2.5円までしろとは言いません。等価を禁止して、パチも3.3円を上限としてホール団体で規制ほしい。それなら、スロットもなんとかやれませんか?

メーカーのチャレンジマシンは、1スペックで販売する規制も、最低限、必要でしょう。
でないと、メインスペックの、劣化版になってしまいます。

志のある、責任のある立場の方が、何とか音頭をとってほしいですね・・・。
from. yutan / 2010/12/27 2:12 AM
金が客に戻らず
メーカーに流れるのが元凶じゃないでしょうか?
スペックや機種うんぬんは等価交換が元凶

メーカーの販売規制とホールの出店規制で
客に金を戻すようにすべき

今できることとしては
メーカーはまっとうな商売をすること(機暦や、ダッキーなぞは最低のやり方。というか違反)

ホールは常連を大事にすること。これ以上減らさない努力。間違っても新台を買うために釘を閉めてファンを苦しめてはいけない

客ができることは新台で抜く店には行かないこと
でしょうか
from. ムーチョス / 2010/12/27 5:48 AM
メーカーは客に喜んで貰える機械を作るべし。
ホールは客に楽しませる店を作るべし
客は自分の好きな機械を打つべし。

簡単な事なんだけどなぁ
from. ユウマ / 2010/12/27 6:21 AM
自分の好きな台を打とうにも撤去されてしまって無いのですよ・・・
半端な新台は打つ気はしないので、自然に足が遠のくのであります
from. 通行人 / 2010/12/27 8:40 AM
各メーカー新機種は年間3台までとかやればいいんですよ。
もしくはホールの新台入替の間隔を数ヶ月単位にするとか。
そうすれば、メーカーは販売機会を逃さないためにも練った台をつくらざるを得ない。
ホールは入替以外の集客も考えなければならない。
自然と客に還元して差別化するようになります。
客側だけに負担を押し付ける焼畑農業では、
景気の良い時代ならともかく庶民の財布が寂しくなってる現在では首を絞めるだけです・・・。
from. むいむい / 2010/12/27 10:36 AM
メーカー側が売り上げを減らす様な規制に、賛成する訳が無いのですよ
仮に規制されても関連会社を作って、そこから販売するでしょうし
誰も自分がババを引きたくないのなら、焼畑路線で行くしかないでしょう
from. 7744 / 2010/12/27 11:30 AM
↑のコメントは昔のアルゼがそうでしたね。
持ち込み件数の限界からミズホとメーシー、エレコに分散されたように。

正直、機歴は彼らからすると小売業(物売り)としての専売特許だから
仕方ないのかもしれない。
ただ、業界の危機と思うならば今こそ自浄能力を発揮すべきと考える。

総体的に売る相手が減っても大手だけ残ればまだ売れる!と思うな!!
from. 北の業界人 / 2010/12/27 12:32 PM
>パチンコの場合、共有地の悲劇における貴重な財産とは何か。それは「どんな渋釘でも打ってくれる客」です。

>いわゆる「おいしい客」は刈り取られてしまいました。

>ルールを設けて共有財産(おいしい客)の使い捨てを防ぐこと。

>共有財産であるおいしい客や良きファンは

こういう表現やめてくれませんか。
客がいないところで客以外の人に言うのはあなたの勝手ですが、ここはオープンな場でしょう。

「メーカーとホールの人に向けて書いた記事で、ファンの方に言ってるんじゃありません」
って言い返してきそうだけど、そういう問題じゃない。パチンコファンとして不愉快です。

「どんな渋釘でも打ってくれる客」って、誰?
実際にその人に向かって「あなたは渋釘でも打ってくれるから助かります」って言える?
最後の、「おいしい客」と「良きファン」ってなんで別の扱いなの?
パチンコファンなめてんの?

あなたみたいな人がパチンコファンを減らしてるんですよ。まだわからないんですか。
こんな文章書く人間と去年まで仲良くしていた自分を殴りたいです。発狂しそうです。

※私がこのコメントを書いたことでボンペイさんがこの記事とコメント欄を改編・削除などしないことを切に願います
from. nene / 2010/12/27 3:36 PM
感じ方は十人十色だけど、仮にも表現者が他の著作物を感情的に けなすってのも理解できないな。批評なら、原因と結果を分析して論理的に評価して表現すべきだと思う。
from. 養分 / 2010/12/27 4:25 PM
充分配慮した言い方だと思いますが…
この期に及んでパチンコ打ってるのは
余裕の有る物好きか、まともな判断の出来ない病んだ方位ですし

そんな書き方ないだろうと言った所で…ねぇ?
from. 7744 / 2010/12/27 5:01 PM
取り敢えず…

以前、管理人氏はアメブロ時代に「客」と「お客様」の違いを定義されていましたが、今のホールに集まる残った打ち手は、管理人氏の中では「客」という事で宜しいですか?

本文は面白いと思うのですが、以前「はじめてのパチンコ」で初心者を騙す機械を作ったメーカーや、機械のスペックを理解する事を放棄したくなるような機械しか作らないメーカー、どんな機械でも「早めに粗を抜いて高値で売り逃げる」ホールでは難しいと思います

ま、打ち手も含めて業界全体が、これまで積み重ねてきた事の結果が今なのでしょうね

そして打ち手は、皆様お気づきの様に、既に選択を初めています
しかし…本当に信用出来るホールが少なくなりました
from. タクシー乗務員 / 2010/12/27 6:39 PM
「いま打ってない人をどうホールに導くかを考えなくちゃいけない」

というと、みんな鼻で笑いますからね。

自分もバカらしくなって打ってませんが。
from. 名無しすがり / 2010/12/27 8:32 PM
>neneさん
別に記事は改変しないし、コメント削除もしません。
ただ一つお願いがあります。
「仲良くしていた自分を殴りたい」、ということは、事実上の絶縁宣言かと思いますので、最後に一つだけ聞いて下さい。

明日、もう一度、ご自身が書いた文章を読み直していただけませんか。大人として、社会人として、正しい書き方をしているのか。

neneさんもブロガーです。ご自身のブログでなら、感情論でも批判でも書いていいと思います。しかし、他人のブログのコメント欄まで出張して、「なめてんの?」とか、「あなたみたいな人がパチンコファンを減らしてる」などと書くのは、正しいことだと思われますか。

可能ならば、こういった行動は、うちへのコメントだけにしてもらえたらと思います。neneさんにそのつもりがなくとも、長文の冷静な主張に対して感情論で罵るのは、一般的に荒らしの部類です。

今まで色々と意見のすれ違いはありましたが、私はneneさん、キレ蔵さん、知人Nさんと仲良くできたことは、宝物だと思っています。多くの刺激をいただきました。生きる道は違いますし、主張も交わることはないでしょうけれど、陰ながら、皆様の健勝をお祈り致します。

あらためて、ありがとうございました。
from. ボンペイ吉田 / 2010/12/27 11:09 PM
第三者的に、見て、
ボンペイさんの文章の表現が一部、適切ではなかった、かも知れませんが、全体の文章の流れとしては批判されるべき内容では無いと思いますよ。
この記事の要旨は、業界を憂いての提言なのです。

neneさんの指摘されている事は、週刊誌とかで、一部分の発言のみを抜粋して、あげあしをとるような行為としか、思えません。
見当違いです。
正直、本題とは異なることで、そのような感情的な発言は、控えてほしいと率直に感じます。
from. yutan / 2010/12/28 12:45 AM
ホールもメーカーもパチンコファンも、
誰もがみんな、パチンコが好きで(多分)。
パチンコが、より良くなってくれることを願っている(ハズ)。

それでも。
互いの立場があるから実現が難しいこともある。すれ違うこともままある。

そこでヒステリックに悪者探しや糾弾をしても意味はないと思うわけで。

大事なのは、とりあえず、「認める」こと。
その上で妥協点を見つけること。

それが社会人として正しい在り方なのではないでしょうか?

そろそろ、みんな。

歩み寄りましょうよ。
from. K / 2010/12/28 2:44 AM
メーカーはホールを養分とし、ホールは末端パチンカーを養分とする。
まあ、ホールは若干養分をパチンカーに還元はしてますけど。
景気が悪かろうが、お客の懐が厳しかろうが吸い上げる養分を少なくする事はない。
たとえ焼畑農業でも、自分さえババ引かなければヨシとするのがこの業界でしょう。ハタから見ていて。
from. GT−FOUR / 2010/12/28 8:11 AM
僕はここもneneさんのブログも読むけど、どちらも興味深いです

目指している方向は同じなんだと思うけどな

仲良くして欲しいなあ
from. 平沢パチオ / 2010/12/28 8:44 AM
私も両方を読むんですけど・・・

なんか2人とも少し間違ってると思うなぁ。
当然、罵り同然の文章で他ブログのコメに乗り込んだ
neneさんに非はあるんだと思う。
『なめてんの?』まで言ってるしw

でもそれってネチケットの範疇でのお話で、
その部分『だけ』にしか反応していない吉田さんの対応は少しズルイよね。

結局、『どんな渋釘〜』って表現を軽々しく用いてることへの説明が何にもなければ、『おいしい客』『良きファン』なんて、さも自身が目上からPファンを選り分けているような発言への指摘にもノーコメ・・・。残念ながら、
痛い所に答えられないから絶縁状に対してその行為だけを非難した逃げっぽい対応にしか見えない。

私はホール関係、そして純然たるパチンコファンなので、個人の自由なブログであることを重々承知しながらも敢えて伝えたい気持ちは、多分neneさんに近い。

あなたの論が合ってるかどうかは、知らない(どうでもいい)。でもその分かり易さを追求するあまり、みんな知っているけれど、みんな意味は分かるけど、吉田さんが未来永劫のファンを自覚するなら『使っちゃいけない表現』ってのはあるんだよ、と。

あなたは、よく1ファン視点が強みっていうけれど・・・。
それは何も機種を試打・評価する時だけじゃないでしょう?業界語る時はそこが一気に消え失せ、違和感が強く、知ったかぶりを感じ、読み手にはストレス与える。
ホールやったこともないのに『おいしい客』とか、もうね・・・。
from. 荒リーマン / 2010/12/28 11:37 AM
あのね・・・
やっぱ、いきなり喧嘩売ってるneneさんが悪いよ。
道端で出会い頭に、いきなり殴っているようなものだもの。
それでも、冷静に対応しているボンペイさんに非は無いよ。
冷静に指摘すれば、「表現が悪かった。申し訳ない。」で終わってるやりとり・・・。

人間誰しも表現を全て適切にできますか?
要旨を読んでね。
悪意を持って、伝えてないでしょ?
正しく、理解しましょうよ。

表現の問題は、冷静に指摘すればよいだけですよ。
当事者同士で面と向かって、話したら、すぐ仲直りするんだろうけど・・・。
from. yutan / 2010/12/28 12:25 PM
簡単な話です
ボンペイ君の言い方が気に入らないなら、自分のやり方でお客様を増やせばいい
綺麗な言葉が欲しいならそういうサイトを見るべきだ
私はボンペイ君には普通の人が口を閉ざす本音を期待する
一人一人で視点は違うのだから、役に立たない下から目線はウンザリだ



from. カチョー / 2010/12/28 12:27 PM
後半が大事な文章ですね(苦笑)
前半より後半、後半が大事です
そう思うのですが…
from. ふむふむ / 2010/12/28 2:29 PM
「おいしい客」なんて最初からいなかったってことに気付かないとね。

その上で、それでもバカな業界側が勝手にそう思ってた人達が今いなくなったというなら、その現状を鑑みてさ。
どうすれば元に戻せるかっていったら、簡単なことですよ、業界側が元に戻せばいい。

ホールは
●設置比率(デジパチ30%)規制
●新台入替回数規制(年4回で十分だろ)
●換金率規制(都市部以外は等価はダメ、とか)

メーカーは
●タイアップ機規制(年間2台までで十分だろ)
●CM規制
●株式上場規制
●それらの結果としての価格規制(年平均で25万、上限30万ね)

設置比率と入替規制があれば自動的に新台発表も減るだろうから、そこは規制しなくてもいいか。
(それでも何機種も発表できるメーカーは努力してるってことになるはず)

これで2.5円〜3.3円・L.N.制&定量制が復権すればとりあえずなんとかなるでしょ。
その条件でボッタクリ営業してたら潰れるだけだし、クソ台出してても潰れるだけだし。
そうやって無駄な店(コンサル)・メーカー(販社)が潰れてからじゃなきゃ、「共有財産」なんて育つわけないよ。

この業界の真の「共有財産」ってのは、バカどもが考えてた「おいしい客」じゃなく、
「パチンコの楽しさ・勝ちの喜びを知り、その上でたまに大負けしたりしてもちゃんと通い続けてくれる中級層」
だったんだから。


ってことを何年も言い続けてるし誌面にも載せてるけど、まぁ見事に何も変わんない…どころか悪化してるんですけどね。。。
from. 王様水野 / 2010/12/28 6:50 PM
共有財産とか、おいしい客って言葉が悪かったのかな。これってロイヤルカスタマーとか、上得意客とか、あらゆる形で言われ続けてる。それを失った会社や業界は滅びていくわけですね。

パチンコに対して忠誠度の高い客を育成せねばならない。今までは、渋釘でも無条件で新台を打つジジババだったけど、相手の無知に付け込んで、嘘をついてまで抜き倒すのは限界。反省もせねばならない。離れてしまった上得意客をすぐに取り戻すことと同時に、次のロイヤルカスタマーを考えねばならない。

ホールもメーカーも一緒にやらねばならないけど、12000ホールの意思を統一するより、現実問題として、主要18社で話が固まるメーカーの意思を統一した方が早い、ということですね。

王様水野さんの言った内容だって、反対意見はあるだろうけれど、いきなり否定しちゃいけない。なぜなら「今のままじゃみんな死ぬ」という事だけは分かってるんだから。全ての意見をいきなり否定せず、出し合わねばならない。

荒リーマンさんが「論が合ってるかどうかは、知らない(どうでもいい)」と書いていらっしゃいますけど、ぜひ、論が合っているかを考えてほしいんです。ファンがいないと、業界は成り立たないんだから。今までのやり方は、ファンを失うやり方だったとハッキリしているんですから、別の方向を考えねばならないんです。
from. ボンペイ吉田 / 2010/12/28 7:38 PM
私がボンペイさんのコメント欄でケンカ調の書き込みをするのは2回目です。
1回目のケンカ調の書き込みは、すでに記事ごと削除されており今は読むことはできません。
削除されていることに気付いたときは、くやしかったです。

こっそりと記事の内容を指摘することもできました。
しかしその方法では、記事を改編されるか、削除される可能性があった。
「記事を直せ、もしくは消せ」と言っているのではなく「あなたの認識を改めなさい」
という意味で指摘したつもりでも、です。それでは意味がない。

なんで普通の口調ではなく、ケンカ口調だったかというと
おいしい客って言う人と仲良しだと思われたくないからです。
やさしさからくる指摘ではなく、腹が立ったから怒鳴ったのです。

ボンペイさんに、まさに今
「neneの言い方もダメだけど、やっぱりおいしい客って言うのはマズイよ」
って直接、冷静に、話してくれる人が現れてほしいと思います。
ボンペイさんはその人の話を聞けばいい。無理して私の話を聞く必要はありません。
ボンペイさんと私が決裂とかするのは別に構わないのです。

今回私はneneであると名乗ることで、自分でも泥をかぶったつもりです。
ひどい奴だと一生言われ続けますかね。これでもだいぶやわらかい表現にしたんですが。
でもボンペイさんを引きずり出して人前でケンカすることができて、満足です。
ボンペイさんのそういうところ、ちょっと人に見てもらったほうがいいなと思ってたので。

なんで知人Nやキレ蔵まで一緒にされてんのかわかんないけど、
知り合いにおいしい客なんて言われて黙ってられるか!あっかんべー。
from. nene / 2010/12/28 9:12 PM
仲良く喧嘩しな
from. 774 / 2010/12/28 9:24 PM
なんども同じこと言い続けてますが15年くらい前まで等価なんて全然回らなくて完全にマイノリティでボッタの代名詞みたいだったのに、なんで主流になってるんだろうか。

等価はお客が望んだとかアホみたいな勝手な思い込みがこの状況を招いているんだと我々業界人は自覚しないといけない。

来年は本当にプレイヤーの期待に少しでも応え、プレイヤーの気持ちを考えた機械作りにこだわっていかねば。
年末年始はデジテンを打ちながら策を練りますわ(^^)


追伸:
業界紙のアンケートで等価に営業形態を変えた店の稼働も粗利も下がったと答えた店が大半でかなりワロタ。
あったりまえだっつーのw 
そんな店ほどスロ増台してるんだろなーw



from. daidai30 / 2010/12/29 12:26 AM
末期ガンなど助からない方へはオブラートに包んだ表現も必要かもしれないとは思う。
ただ助かるかもしれない、間に合うだろう者へは時に厳しく指摘しなければならない。
そんなこともあるだろうと胴元側に居る身分としては今回の表現は理解する。
特に自覚症状の無い者へは末期に至る前にね。

今までは多くのホールが言葉として表現しないだけで所謂「おいしい客」として搾取していたのは否めないと思う。
でもこんな時代だからこそ変わらなければ、と切に思います。
from. 北の業界人 / 2010/12/29 10:35 AM
ロイヤルカスタマー=おいしい客? 全然違うでしょう
むしろ、他業種なら質に厳しい客だと思う
パチンコの場合は10回転回すのに高い金を出しても、相応の満足させてくれるわけじゃないですから
むしろ、デジタルがなかなか進まなくて苦痛w
普通は高い金を出したら、それ相応のサービスが受けられるものですから

回らない台は当たりやすくなるって仕組みでもできませんかねw
抜きすぎるバカなホールはこうでもしないと治らない
なまじ、ギャンブルで儲かるだけになかなか潰れてくれないから困るし
from. マッコリ / 2010/12/29 12:18 PM
はじめて投稿させてもらいます。
ちょくちょくボンベイさんのブログを拝見しています。
今回コメントまで初めて読みました。
みんなの意見にすごく感心しています。
ただ僕はボンベイさんの意見にリアルにはみえてこないです。
いい提案でパチンコの未来をみすえてると思いますが、まず、ボンベイさんの新しい客がつく機種に対して具体的な案を別にちゃんと提案をしてほしいです。
出来たものを評価するのは楽ですから。
もちろんボンベイさんが単なるパチンコの批評家なら評価だけすればいいとおもいます。
あと、色々要望するまえに自分で動いてみるのはどうですか?
パチンコ店をつくるとか、メーカーをつくるとか。
コスモスをただ植える人も重要ですし、コスモスが強く育ちやすい土壌を整備するのも重要です。
もちろん赤字になるだろうし、現実的でないと思うかもしれないでしょうけど、それを言ったら今あるメーカーとパチンコ店と同じだとおもいます。
ボンベイさんのまわりにあるであろう金銭面とかの色んなしがらみは違うかたちでたぶんメーカーとかもありますから。
本気ならまず、リスクがあろうと自分で突き進むのが一番だと思います。
自分もパチンコに行く回数が減った一人です。
ただ、ボンベイさんほどのパチンコに愛情はないで、無くなったら違う遊びをみつけるだけです。
もちろん無くなるのは寂しいですけどね。
まあ、俺も意見してるだけなんで話半分で読んどいてください。
それでも、何か言うだけでなく行動したらすごくかっこいいと思います。
自分も一枚かましてもらいたくなっちゃいます。
もっと自由にお金が使える状況なら出資したくなっちゃいます。
初めてで長文すみません。
from. なおや / 2010/12/29 4:46 PM
>なおやさん
ども、はじめまして(・∀・)

ちょっと勘違いされている部分があるみたいなので、ちょっと書かせてください。

まず、私のやりたいことは「面白いと思えるパチンコを打つこと」なんですね。
で、どんな台に対して面白いと感じるかと言いますと、「私には想像もつかないような工夫を施した機械」なんです。

私は、新しい機械を作る想像力も、ホールを運営する能力も、これっぽちも持っていません。「あんたに本当の根性や愛情があるなら挑戦しろよ」と言われたこともありますけど、そういうのは才能のある人を探してくださいとお断りしました。やったことのない部分へゼロから飛び込んだって、打ちたい機械を打てるようになるとは思えませんでしたから。

結局、開発者が考え出した機械をホールで打ち、これはスゲェ! と膝を叩きたいだけなんです。

私の思いつくような「チャレンジマシン」じゃファンは減るだけですし、私がホール運営に携わったら、その店は100%潰れるでしょう。それくらい駄目な奴なんですよ(これは会ったことのある人なら分かると思います)

ホールも駄目、メーカーも駄目。だけど面白いパチンコは打ちたい。んじゃ、どうすればいいかと考えたわけです。

今までパチンコ業界には、一定の基準で機械を評価するプロ批評家はいませんでした。ここに目をつけました。作れないし運営もできないけど、評論ならできる。「単なる批評家」と言われてしまったらその通りです。その分、批評家としてはプロであり、新台レポートのパイオニアであると自負しています。

これこそ、私なりの「行動」なんですね。ブログもその一環です。だから、止めない。

あと、これは大いに軽蔑していただいて結構ですが、生活に困ってるうちは、赤字の事業はやりません。逆に、投資家として誰かを援助するようになったとしても、赤字を前提とする人には資金を提供しないでしょう。

ただ、生活の基盤を確保した上で、パチンコ博物館のような公的で文化的なものになら、資金を投じることはあるかもしれません。
from. ボンペイ吉田 / 2010/12/29 9:12 PM
 チャレンジマシンってどんなの? どんな演出でどんなスペック? 新台レポートで言うならどんな視点、評価軸で評価してるの? 相応の実績、あるいは道筋が示せないのにやれやれ言われても困るよね。民主党じゃないんだからかけ声だけよくても。そんなこと言うのは何もしらない若者か零細企業のあほオーナーだよ。自分で考えてもたかが知れてるなら、知れてるなりに公開して基礎や共有知として活用してもらったらいいじゃない。正村みたいにさ。一般ファンの視点とか言うけど、十分業界人じゃない。ぱちんこに携わった生業だし。他の業界人の視点とどう違うの。一般ファンは時間と金を消費してんのにメーカからお歳暮ひとつ届かないよ。業界人として十分いろいろ知ってるんじゃないの。

 渋釘でも打ってくれる客って言葉通りに解釈すれば依存症じゃない? 渋釘なら打たないよね普通。回らなかったらギャンブルどころか遊戯以前の問題だよ。カウンセラー紹介しなきゃ。依存症じゃないならさ、それでも打つのは何も知らない初心者か、知る機会がなかった養分だよね。でもそれって業界が客を意図して育ててきた結果じゃないの。新台レポートでお金稼げるなんてその一例だよね。店への情報提供拒んでさ。ロイヤルカスタマーってよくわかんない。湯水のように渋釘に金を突っ込む客を相手にしてどうすんの。たまにきてたまに遊んでくれる人を数多く獲得するのが本筋じゃないの。任天堂もそうでしょ。

 チャレンジマシンってよくわからんけど、少なくとも客にはハードルの低い機械になるよね。それ導入したらしたで既存の客も貼りついちゃって他の機械の稼働が落ちて釘が渋くなって客も嫌気が・・・の今と変わらない現状が繰り返されるんじゃない? メーカは従来通り機歴で担保するとして、店の赤字前提のリスクは誰が負うの? つうか、今の機械でも十分面白いけどね。店が楽しませないだけでさ。

 機歴で苦しめるメーカも悪いけど、店は客から回収するでしょ。メーカは店に目を向けて、店は客に目を向ける。そうであるべきが、メーカは機歴で苦しめ、店は渋釘で苦しめる。それが一番の原因でしょ。まあ、メーカも店も営利団体なわけだから、稼げるときに稼ぐ焼畑農業であるのは仕方ないよね。他社が潰れて需要と供給のバランスがとれるまでやりくりするのもまっとうな経営だもの。利益さらに50%上乗せできるけど5年後稼げなくなっちゃうんで今期は控えめにしときますなんて言ったら株主にも銀行にもぶっとばされるよね。それはそれで何とかしろって話でさ。慈善事業じゃないんだし。わかるでしょ。短期のりざやで株売買して、生活基盤損なうリスクを負ってまで赤字の事業したくないならさ。

 いろいろ書いたけど、実名顔出しで頑張ってるところは応援してるよ。じゃね。
from. 思いつき5527 / 2010/12/30 1:55 PM







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