名鉄電車の窓に石、３人けが　投石か、電車が跳ね上げか

　１１日午後５時５５分ごろ、名古屋市南区の名古屋鉄道常滑線を走行していた新可児発中部国際空港行き準急電車（６両編成）の最後尾車両で、中央付近の窓ガラスが割れ、車内に石が飛び込んだ。

　愛知県警によると、近くに座っていた乗客の女性（５２）＝愛知県知多市＝の頭に石が当たり軽傷。３９歳と２３歳の女性客もガラス片などで軽いけが。石は約６センチの大きさだった。

　県警は、石が投げ込まれた疑いのほか、走行中の電車が線路近くの石を跳ね上げた可能性もあるとして、詳しく調べている。９日にも名鉄三河線の電車の窓ガラスが割れ、車内で瓦のかけらのようなものが見つかったという。