大相撲九州場所:白鵬の連勝「63」でストップ

2010年11月15日 18時9分 更新:11月15日 20時14分

稀勢の里に寄り切りで敗れ、連勝が止まった白鵬(左)=福岡国際センターで2010年11月15日、加古信志撮影
稀勢の里に寄り切りで敗れ、連勝が止まった白鵬(左)=福岡国際センターで2010年11月15日、加古信志撮影

 大相撲九州場所(福岡国際センター)2日目の15日、横綱・白鵬(25)=宮城野部屋=が結びの一番で平幕の稀勢の里(24)=鳴戸部屋=に寄り切りで敗れた。今年1月の初場所14日目から続いた連勝は「63」で止まり、元横綱・双葉山が持つ最長連勝記録「69」にはあと6勝、届かなかった。

 白鵬は9月の秋場所7日目に54連勝を達成し、元横綱・千代の富士を抜いて昭和以降単独2位に立った。連勝記録を「62」に伸ばし、双葉山の記録にあと「7」に迫って迎えた九州場所の初日では、小結の栃ノ心を破って63連勝を記録する順調な滑り出し。江戸時代の第4代横綱・谷風が1778~82年に作った連勝記録に並び、後は双葉山の記録を残すのみとなっていた。

 金星を挙げた稀勢の里の最高位は関脇。大関候補の一人とされている。【倉岡一樹】

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