(cache) 消防隊員「条件が悪かった」 7人死亡事故の救出作業 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 消防隊員「条件が悪かった」 7人死亡事故の救出作業

     福岡県太宰府市でワゴン車が乗用車と衝突して池に転落し7人が死亡した事故で、救出作業に当たった筑紫野太宰府消防本部の隊員2人が26日、取材に応じ「とにかく助けたい一心だった。結果は残念だった。条件があまりに悪かった」と振り返った。

     救出の模様を明らかにしたのは中嶋幸博現場指揮隊長(59)と本田豊章救助隊長(37)。

     ワゴン車の車体は池の水面下に沈み、水が濁って50センチ先も見えない状態だったといい「手探りで車内を探るしかなかった」。水温が低く「15~20分置きに救助隊員を交代させるしかなかった。夏ならこんなことはなかった」と唇をかんだ。

      【共同通信】