首相官邸職員に2年6月求刑 恐喝未遂事件の初公判知人男性から金を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂などの罪に問われた首相官邸勤務の内閣事務官谷口喜徳被告(38)=休職中=と無職鈴木靖雄被告(67)は11日、東京地裁(藤井俊郎裁判官)の初公判で、いずれも起訴内容を認めた。 検察側は谷口被告に懲役2年6月を、鈴木被告に懲役2年を求刑し即日結審。判決は26日。 検察側冒頭陳述などによると、被告は公務員の給料では生活費が足りないと、知人男性らと一緒に風俗店を経営したが失敗。「男性のせいで損をした。金を脅し取ろう」と考え、元暴力団組員の鈴木被告に協力を依頼した、としている。 【共同通信】
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