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屏風絵 国柄映す―武将の旗印や使節の接待図 | ||||
戦国時代から現代まで日本と朝鮮の計9点を展示した。このうち日本関係は「洪浩然書 五言律詩二首屏風」(6曲1隻・江戸時代初期)とレプリカの「対馬府中図屏風」(6曲1隻・江戸時代)など7点。朝鮮関係は「刺繍花鳥詩文屏風」(8曲1隻・現代)など2点。 日本のものは、折り目が6つあり対をなしているのが特徴。「武将旗指物馬印屏風」(6曲1双)は、戦国から江戸時代にかけての大名・武将126家の旗印や馬印などが描かれている。右隻に織田信長、豊臣秀吉、徳川家康ら、左隻には佐賀藩の鍋島勝茂らを掲示。金地に色鮮やかな旗印などの繊細さに目を奪われる。 「武将自筆花押貼交屏風」(6曲1双)は、武将の花押や朱印、黒印205種類をはり付けたもの。鳥のセキレイをデザイン化した伊達政宗の花押のほか、秀吉の朱印、家康が礼状に押した黒印などがある。 日本の屏風が全体の中心に描かれているのに対し、朝鮮では床暖房「オンドル」による劣化を防ぐため、屏風の下側に空白が多い。
今回のテーマ展のアクセントとなっているのが洪浩然書の下張り。作品を別の屏風に張り替えて修復した際の”抜け殻”だが、屏風の強度を増すため幕末の本が何重にも張ってあり、屏風の”裏側”が見える珍しい展観となっている。 ▽7月5日まで。観覧無料。開館時間は午前9時から午後5時まで。月曜休館。 【写真上】日本と朝鮮の屏風9点を展示しているテーマ展「館蔵屏風総覧」=唐津市鎮西町の県立名護屋城博物館 【写真下】東莱府使日本使節接待図屏風(レプリカ一部・縦160センチ×横462センチ・朝鮮時代中期) |
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2009年06月17日更新 |
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