財務省が12日発表した2010年の対内・対外証券投資によると、国内投資家の外国債券買越額(短期債を除く)は21兆9428億円に上り、比較可能な05年以降で最大規模になった。企業の資金需要が低迷するなか、邦銀が日本国債に加え、米国債など低リスクの債券に資金を振り向ける傾向が強まった。ただ邦銀は米長期金利の急上昇を受け、足元では売り越しに転じている。
ギリシャなどユーロ圏の財政問題が顕在化した10年5月以降、銀行や生命保険会社などによる外債投資が活発になり、10月にかけて月間の買越額が2兆~5兆円規模に膨らんだ。年間買越額のうち、銀行部門が10兆6252億円に上り、ほぼ半分を占めている。
ただ銀行部門は11月以降、2カ月連続で売り越しだった。それまで米債を積極購入してきただけに、米長期金利の上昇で含み損が膨らんでいる可能性もある。邦銀は米国でドル資金を調達して米債に投資するケースが多く、円高による為替差損の影響は小さい。
一方、外国人投資家の日本株買越額は1兆8389億円だった。09年の買越額(283億円)を大幅に上回ったが、景気が好調だった07年の買越額(4兆1419億円)に比べると半分以下にとどまった。10年は夏以降の急激な円高進行で株価が低迷したこともあり、外国人の日本株投資も伸び悩んだ。
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