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洪浩然展―3日から名護屋城博物館 | |||||
書の魅力、生涯に迫る―家系図、筆、印象など
史料は今年3月、洪浩然を祖とする北海道大学名誉教授の洪悦郎さん(84)=東京都=が同館に寄贈。朝鮮半島にルーツを持つ洪家の家系図のほか、書、筆、印章など約88件にのぼる。 76歳の浩然が勝茂の死去後に自宅で子孫に残した訓戒の書「忍 忍則心之宝 不忍身之殃」(忍ぶは則ち心の宝、忍ばざるは身のわざわい)。追い腹を切った浩然が、最大の庇護(ひご)者を失い、洪家の行く末を案じた思いが伝わってくる。 また、中国の詩人・杜甫の五言律詩「夜宴左氏荘」の最後の句を記した「扁舟意不忘」の書。被擄人としては成功したようにも見える浩然だが、戦乱の中、12歳で異国の地に連れてこられた壮絶な体験を書き記しているようだ。
同館は「戦乱に翻弄(ほんろう)された浩然の生き方や思いを感じてほしい」と話す。 ▽同展は11月16日まで。観覧無料。10月19日午後1時半から、元県立博物館副館長の小宮睦之さんの記念講演「洪家の置文壬辰倭乱のもたらしたもの」がある。11月20日から12月21日まで、県立美術館でリレー展覧会を開く。
【写真下】洪浩然書「忍」(1657年、縦67・3センチ、横35・6センチ) |
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2008年09月28日更新 |
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