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【三重】

勝負の年に神宮参り 菅首相VS谷垣総裁

2011年1月5日

宇治橋を渡り参拝に向かう(手前右から)菅首相と岡田民主党幹事長=いずれも伊勢市の伊勢神宮内宮で

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 伊勢市の伊勢神宮に4日、参拝した菅直人首相と自民党の谷垣禎一総裁。菅首相は「日本が元気を回復する1年に」と決意を示し、谷垣総裁は「衆院解散を勝ち取る」と政権奪取に意欲をみせた。

 ■菅首相■「日本の元気回復を」

 首相として初参拝の菅首相は午後2時半ごろ、近鉄宇治山田駅に到着。民主党の岡田克也幹事長や野呂昭彦知事らの出迎えを受けた。外宮、内宮の順に参拝し、歓声を上げる初詣客に手を振って応えた。

 参拝後、記者団に「心が清められ、日本をしっかり運営していかなければならないと決意を新たにした」と述べた。県知事選や県議選も行われる4月の統一地方選では、新年度予算案に地方が使い道を決めることができる一括交付金を盛り込んだことを挙げ、「民主の考え方を示す画期的な政策。(地方から)大きな支持をいただきたい」と自信を示した。

参拝客に手を振る谷垣自民党総裁

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 ■谷垣総裁■「衆院解散勝ち取る」

 自民党の谷垣総裁は、菅首相に先立ち午前中に参拝を終えた。近鉄宇治山田駅で党県連会長の三ツ矢憲生衆院議員や県議らの歓迎を受け、支援者と握手を交わした。

 参拝後の記者会見で「民主のマニフェストの過ちを鋭く追及し、与党を追い込みたい」と強調。

 統一地方選は「自民党は地域に根ざした国民政党。必ず勝利に結びつける」と意欲を語った。現時点で候補者が決まっていない県知事選は「県連が選考を進めているので尊重したい」と述べるにとどめた。

 (鈴木龍司、角雄記)

 

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