2011年注目の「日韓戦」、2位に真央対ヨナ対決＝韓国

　韓国のケーブルチャンネルのトークショーで、2011年の「注目すべき日韓戦」ベスト5が発表された。8日にキックオフしたサッカーアジアカップでの日本と韓国の対戦が第1位となったほか、フィギュア世界選手権での「ヨナ対真央」の対決が第2位となった。

　韓国では、スポーツに限らずさまざまな分野での日韓両国の競争を「日韓戦」と表現することが多い。番組は専門家や一般市民を対象に、2011年注目すべき「日韓戦」に関するアンケート調査を行い、その結果を9日の放送で発表した。◆ブラジルの高速鉄道の受注事業◆LED・LCDなどディスプレイ市場◆ヨーロッパ市場における自動車の輸出――などの競争も「日韓戦」ベスト5に選ばれた。

　1位に選ばれた『AFCアジアカップ2011』大会での日韓対戦だが、実現するためにはお互いにベスト4以上に進出することが条件となる。日韓の親善試合も注目される韓国で、アジアの覇者を決めるアジアカップでの対戦が話題になるのは不思議ではない。

　2位にキム・ヨナ選手と浅田真央選手が出場する世界フィギュア選手権東京大会が選ばれた。韓国メディアは「09年にはキム・ヨナ選手が、2010年には浅田真央選手が優勝した大会で、今年も2人の名勝負が予想される」と、期待を寄せた。

　番組の出演者からは「韓国と日本はスポーツだけでなく、家電製品や自動車の輸出などでし烈な競争を繰り広げている」、「新たな強者となって自国と対等な争いをしている韓国に、日本は高い警戒心をもち、プレッシャーを感じるようだ」などの発言があった。（編集担当：金志秀）

【関連記事】
韓国メディア「ヨナも真央も大変だ」…浅田選手が世界選手権出場
それでも気になる浅田真央…韓国メディア、全日本選手権に注目
日本車に勝った！　独専門誌の高評価に韓国で歓喜の声
W杯招致に失敗、韓国で「日本のせいだ」の声高まる
キム・ヨナの決断に苦言、「浅田への雪辱は容易ではない」−韓国