仙谷由人官房長官は7日の閣議後記者会見で、西岡武夫参院議長が月刊誌に菅直人首相と仙谷官房長官を酷評する寄稿をしたことについて「(政治家として)西岡氏ほど成熟しておらず謙虚に受け止めたい。憲法論との関係で問責うんぬんの議論があればどういう論理か拝見したい」と述べた。
2008年に福田康夫首相(当時)に対する問責決議を参院で可決した際に民主党が同首相の辞任を求めたこととの整合性を問われると「憲法解釈を過剰に政治論でまぶしすぎている。修正なり訂正をすべきだ」との考えを示した。
仙谷官房長官は問責決議を理由とした閣僚交代には法的拘束力はないとの立場をとっている。〔日経QUICKニュース〕
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