岡田、玄葉氏留任へ 党人事・内閣改造で首相菅直人首相(民主党代表)は7日、今月中旬に予定する党役員人事で、岡田克也幹事長と玄葉光一郎国家戦略担当相(民主党政調会長)を留任させる方向で調整に入った。内閣では前原誠司外相、野田佳彦財務相の両閣僚を続投させる。いずれも小沢一郎元代表と距離を置く党内の実力者で、改造後の新態勢で「脱小沢」路線を一層強める方針だ。 首相は人事の骨格を13日の定期党大会までに固め、14日以降速やかに断行、新たな態勢で通常国会に臨む構え。 岡田氏は幹事長として党最大の懸案である小沢氏の国会招致問題を担当。今月下旬に召集される通常国会前の衆院政治倫理審査会開催に向け、党内や野党との調整を重ねている。 【共同通信】
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