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菅首相:「なえる」が「『やーめた』はない」

インターネット放送の番組に出演する菅直人首相(左)=東京都品川区の「ビデオニュース・ドットコム」スタジオで2011年1月7日(代表撮影)
インターネット放送の番組に出演する菅直人首相(左)=東京都品川区の「ビデオニュース・ドットコム」スタジオで2011年1月7日(代表撮影)

 菅直人首相は7日夜、インターネット放送の番組で、「過去の首相が比較的短く辞めた原因がなんとなく分かる。気持ちがなえる。俺はこんなにやってるのに、なぜ評価されない。これ以上やってもだめだ、となえる。日本の(政治)システムは、タイトな国会審議など首相をなえさせる要素がたくさんある」とぼやいた。

 ただ、首相は世襲政治家が首相に多かったことを念頭に、「私はやや変わり種で、徹底的にやってみようと思う」と政権維持への意欲を強調。「気持ちがなえて『やーめた』ということは選択肢にない。成長、財政、社会保障、地域主権、外交に次の展望が見えるところまで頑張る」と語った。

毎日新聞 2011年1月7日 21時44分(最終更新 1月7日 22時51分)

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