記事入力 : 2011/01/12 11:49:12
太陽政策の虚構に気付いたネットユーザー(上)
北朝鮮の保安当局を悩ませたネットユーザーは、コミュニティーサイト「DCインサイド」のユーザーが中心とみられている。北朝鮮はDCインサイドにDDoS(分散型サービス妨害)攻撃を仕掛けるなどして報復した。
DCインサイドのキム・ユシク社長(41)は11日、本紙の電話取材に対し「金正日父子をたたえるサイトに体制を非難する文章が掲載され、システムが混乱したため、北朝鮮は脅威を感じたようだ」と語った。
一部のネットユーザーは「天安爆沈事件と延坪島砲撃に対する初の反撃ではないか」と評した。
キム社長は自社サイトに対する北朝鮮の報復が始まると、サイトのトップページに「正日、正恩出てこい。戦おう」という文句も掲げた。キム社長は「怖くはない。会社の設備が攻撃を受ければ費用は掛かるが、修理すればよい。ネットユーザーの行動を阻む考えもない」と話した。
その上で、今月8日に「わが民族同士」のツイッターに金正日父子を非難する文章を書き込み、動画投稿サイト「ユーチューブ」に金正恩氏に関するパロディー動画を掲載したのは、DCインサイドのサーバーに対する攻撃に応戦するためだったと明かした。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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