耳かき220万個 自主回収へ
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耳かき220万個 自主回収へ

1月12日 4時48分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

大阪の「小林製薬」が販売したブラシ型の耳かきが使用中に折れて一部が耳の中に残る事故が相次いだことから、小林製薬は、これまでに販売したおよそ220万個を自主回収することになりました。

自主回収することになったのは大阪の「小林製薬」が販売したブラシ型の耳かき、「天使の耳かき」です。この耳かきはブラシの部分を回しながら耳の中に入れて汚れをかき出すタイプで小林製薬によりますと、「ブラシが折れて耳の中に残った」という事故の苦情があわせて75件あり、このうち10件は病院で治療を受けたということです。小林製薬は、ブラシを耳に強く押しつけないよう商品のパッケージなどで注意を促す対応をとったということですが、その後も事故が相次いだことから平成20年4月から去年9月までに販売したすべての商品およそ220万個を自主回収することを決めました。小林製薬は「お客様ならびに関係各位に多大なる迷惑とご心配をおかけし、深くおわびします」と話しています。