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2011年1月11日(火) 19:25 |
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妹殺害容疑の少年を中等少年院に
去年11月、自宅で妹を殺害したなどとして、岡山家庭裁判所に送致された倉敷市の17歳の少年の審判が開かれ、岡山家裁は少年を中等少年院に送致する決定を出しました。
岡山家裁の決定によりますと、倉敷市の17歳の無職の少年は、去年11月自宅で当時14歳の妹を2本の包丁で多数回に渡り刺して殺害して、遺体を自宅の床下に隠したとされています。 11日開かれた審判で、岡山家裁の宮本浩治裁判官は、少年を中等少年院に送致し、3年程度の矯正教育を受けさせる処遇を勧告する決定を出しました。 決定の理由として、少年は対人関係の乏しさなど資質上の特性を有し、中学3年から完全に不登校状態になりそのような生活の中で妹などを強いストレスを与える存在として捉え、漠然とした殺意を抱くようになったとしています。 その上で特性に即した専門的な教育的指導を受けさせて、社会適応力を高めさせるとともに、二度と非行に及ばないようにすることが必要不可欠としています。
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