「安田忠夫引退記念興行」(2月4日、後楽園ホール)
“借金王”安田忠夫(47)が、引退記念興行の第1試合で元横綱・曙(41)=同下=と大相撲時代以来の一騎打ちを行うことが11日、都内で発表された。
安田は「「ボクにとっての横綱は(同門の)千代の富士、北勝海。ボクから見りゃタダの曙、タダのデクノボーですから」と自信まんまん。相撲では1勝1敗だっただけに根拠がないわけではない。また、メーンでは盟友・大谷晋二郎と組んで魔界倶楽部時代に抗争した高山善廣、鈴木みのる組とも対戦。「勝って辞められたら最高。今後、日本のリングに立つつもりはない」と、有終の美を飾るつもりだ。
引退後はブラジルで相撲を指導することになっており「外国人枠があるので(養子縁組で)ボクの息子にして日本に送り込みます」と、相撲への恩返しを誓っていた。